28話 ページ30
「……あれ、Aの彼氏じゃねぇか」
「は?……ってヒロくん!!降谷君も、」
「ん、え……A!?
どうしたんだこんなところで!」
私達が流れるプールに身を任せてると、ちょうど横にいたのは降谷君とヒロくんだった。
「どうしたも何もプールに来たんだよ〜、弟とその友達と。」
「どうも。妹がお世話になってます」
「Aちゃんの彼氏!?俺聞いてない!!!」
「うるさい研二君。彼氏じゃないから!」
「……なんだこのうるさい奴らは」
「あ!?なんか言ったかパツキン野郎」
「あはは……賑やかでいいじゃんか!ゼロ!
にしてもAもここに来てたなんてな。……なんで浮き輪なんだ?」
「それバカにしてるでしょヒロくん。
もちろん足は着くけど流れるプールって浮いてなんぼでしょ?陣平が持っててくれるし変なとこ流されないからいつも浮き輪つけてるの」
「へぇ〜……あ、今日はお団子なんだな。
似合ってる!…あと、その水着もっ……」
「……ありがと」
ぽすぽす、と私のお団子を軽く叩くヒロくんに頭を撫でられてる感覚がして恥ずかしくなり浮き輪に顔を埋めた。
そしてあんなにウブなヒロくんが水着を褒めてくれると思わなくて顔が破裂しそうだ。
「どうした!?」とヒロくんが慌てる声がしたので「ヒロくんが悪い。」と水を軽くかけてやると「うわ!?」とその先の降谷君にもかかってしまった
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氷狐 - 夢主ちゃんがすごい可愛い…自分の中ではふわふわしてる子なんだろうなぁと思いながら読んでます。めちゃくちゃ面白いです。更新、無理のない程度に頑張ってください! (2020年3月8日 19時) (レス) id: 43c698ce3f (このIDを非表示/違反報告)
りんご - とても面白いです!更新頑張ってください! (2020年2月29日 23時) (レス) id: a5bea457da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼竜 | 作成日時:2020年2月15日 21時