21話 ページ23
「じんぺーちゃ〜ん……ってその背丈は!!
Aちゃんだ〜!体育着姿も可愛いねぇ」
「背丈で人を判断しないでよ研二君」
「ごめんね〜、んで何やってるの?」
「ん。可愛げない妹にひと手間加えてる」
「Aちゃんは十分可愛いのにね。ポ〇キー食べる?」
「食べる。ちょーだい」
アレンジされてる頭を動かせないので口を開けて待ってると研二君は「わぁ大胆〜」と言ってポッ〇ーを咥えながら持ってきたので「論外」と蹴り飛ばした
「普通にちょうだい」
「スンスン…Aちゃんの辛辣」
「っし。出来たぞ」
「わ〜どうなってるのか分かんない」
「可愛い!Aちゃんこっち向いて〜」
「ん。可愛く撮ってね」
「んっかわいい!!!」
研二君が撮った写真を見せてくれたそこには編み込みされた低いツインテの私がいた。「彼氏がやってくれたであろう猫耳はそのまんまにしてやったぜ」と陣平がほざくので軽く殴っておいた。
「でも、イイ感じだ。ありがとう陣平」
「おー、お前どの種目でんの?それ見たら帰るわ」
「えっと……プログラム持ってる?」
ん。と陣平の持ってたプログラムに書いてある「1年男女400mリレー」の項目を指さして「ここ。」と言うと「りょ」だけ返ってきた
「じゃあね陣平、研二君。
私クラス席戻る」
「がんばれよ〜」
「頑張ってねAちゃん!」
・
「あれ?松田さんどこ行ってたの?
って髪型変えた???」
「ちょっとね。弟がやってくれたの」
冗談半分で「可愛い?」と聞くとまた「かっ、かわ、っか」とメトロノームみたいになったヒロくん。
「可愛いって言おうとしてくれてありがとヒロくん」
「うん!!!可愛い!!」
「何もそんなに大肯定しなくても」
「A〜写真撮ろ〜」
「ん?今行く!
じゃあねヒロくん。可愛いって言ってくれて嬉しかった」
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氷狐 - 夢主ちゃんがすごい可愛い…自分の中ではふわふわしてる子なんだろうなぁと思いながら読んでます。めちゃくちゃ面白いです。更新、無理のない程度に頑張ってください! (2020年3月8日 19時) (レス) id: 43c698ce3f (このIDを非表示/違反報告)
りんご - とても面白いです!更新頑張ってください! (2020年2月29日 23時) (レス) id: a5bea457da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼竜 | 作成日時:2020年2月15日 21時