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11話 ページ13

「は?お前なにそれ」
「彼氏からのプレゼント」


「お兄ちゃん聞いてません」

「ふふふ、嘘。でも男の子に貰ったんだ〜」
「は?……まぁお前可愛いもんな」


「なに?今日は素直だねどうしたの」
「俺に似て可愛いもんな」

「結局自分がイケメンってか」




あれから家に帰ってもヘアクリップをつけていると最初は陣平に笑い飛ばされたが彼氏というワードを出すと途端に真剣になりだした。

彼氏なんて出来たことない(フッてきた)私にとってあの行動はキュンと来たのだ。諸伏君にそんな気が無かったにせよ、キュンキュンするくらい許してほしい



「はぁ〜…優しいなぁ旦那に欲しいなぁ」

「男の名前出せ」
「やだよ」



いつまでも私の部屋に居座り続ける陣平を追い出して課題を取り出しながらヘアクリップをポーチにしまった。
渚は今日疲れてどうせ課題をやってないと思うから、明日も見せてパンか何か買ってもらおう。




「テニスの大会あるんだ。」

「そりゃあるさ。どのスポーツにも大会は付き物だしな。」
「そりゃそうだね」


また悪魔のような弟から「牛乳と卵」というLINEが来たのであのスーパーに行くと降谷ママがいた。


「新人戦?」

「いや、新人戦っていうのはだいたい秋から冬にかけてやるもんだろ。今は先輩達のドリンク作りとか球拾いとか……それをやりながら俺達も自主練してる」

「テニスにも球拾いあるんだ。野球みたい」
「どっちも球使うからな」




へぇ〜、とどの卵がいいか厳選してると「ゼロ〜!」と聞き覚えのある声が聞こえた

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氷狐 - 夢主ちゃんがすごい可愛い…自分の中ではふわふわしてる子なんだろうなぁと思いながら読んでます。めちゃくちゃ面白いです。更新、無理のない程度に頑張ってください! (2020年3月8日 19時) (レス) id: 43c698ce3f (このIDを非表示/違反報告)
りんご - とても面白いです!更新頑張ってください! (2020年2月29日 23時) (レス) id: a5bea457da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涼竜 | 作成日時:2020年2月15日 21時

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