番外編2 一星くんと絡みたい3 ページ4
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翌日、朝御飯を食べ終わった後は最初にジョギングや基礎のメニューをこなさなければならない。
朝の湖付近は冷え込むのでジャージを羽織りながら西蔭と共に集合場所へと向かうAに、隣にいた西蔭は噂を聞いたのか、あるいは風丸に直接聞いたのか昨夜の質問を投げかけてきた。
｢…Aさん、どこも触られてませんか｣
声を潜めて眉を下げる西蔭に、彼女は目も合わせずにどこか遠くを見ながら頷いた。
｢……………うん。｣
｢…っ！！やっぱりどこか触られましたね！？一星のヤツ、俺は許しません。
どこですか？どんな風にやられてしまいましたk────はっ！もしかして一夜の過ちを…｣
｢…西蔭、私の事になると尋常じゃないくらい慌てるよね。
ふふ、大丈夫…後で痛い目見るのは彼だからね｣
｢…そうですか、｣
未だ心配そうにチラチラと小さく顔を覗き込む西蔭を横目で見て、ふふっと笑ったA。
その2人の行く前には1人で歩く一星の姿だった。
西蔭が｢アイツ…ｯ｣と飛びかかろうとしたところをAはその腕をキュッと掴んで口元に人差し指を当て｢しーっ｣とイタズラっ子のような笑みを浮かべた。
頭にはてなマークを浮かべた西蔭を残してAは一星の後ろにそろりと回るとその一星の耳朶に触れるだけの接吻をおとした。
｢────んっ！？｣
慌てて振り返る一星にAは素早く彼の両頬を両手で挟み込んで引き寄せた。
咄嗟の事で理解が追いつかなかったのか、もう一度、今度は口に接吻されるのかと思ったのか、一星はぎゅっと目をつぶって構えた
｢────ふふ、変な顔。
私に勝とうなんて100年以上早いんだからね、充。昨日の分はゆっくり仕返しさせてもらうわ。｣
悪魔のような笑みを見せた後、固まっていた西蔭を引き連れてAは颯爽と集合場所に行ってしまった。
｢…野坂A、アイツ…ｯ｣
悔しそうな表情を浮かべる一星だが、どこかその頬はほんのりと赤かったのだとか。
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涼竜(プロフ) - ラメルさん» そういえばそうでしたね…！中々いい案かもしれません！！少し遅くなっちゃうかもしれませんが、執筆しているので更新をお待ちくださいませm(_ _)m (2019年2月19日 0時) (
レス) id: f1de5b458e (このIDを非表示/違反報告)
ラメル(プロフ) - 野坂ちゃんの照れ顔って西蔭の前だと隠してるじゃないですか！なので、西蔭にいつもとは逆に遊ばれて、赤面する野坂ちゃんが見たいです！！！！！！ (2019年2月18日 23時) (レス) id: 8e226674bc (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - ありがとうございます！嫉妬する西蔭可愛いです (2019年2月17日 14時) (レス) id: 9ee47fe26c (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - ひばりさん» リクありがとうございます！嫉妬ですか…めちゃくちゃ楽しそうですね！（ 頑張りますので、更新出来次第拝見なさってください〜(∩´∀`∩) (2019年2月15日 13時) (レス) id: f1de5b458e (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - リクエストよろしいですか？バレンタインで女にも関わらずたくさんもらう野坂ちゃんに嫉妬する西蔭が見てみたいです。よろしくお願いします (2019年2月15日 11時) (レス) id: 9ee47fe26c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼竜 | 作成日時：2018年12月31日 1時
