2話 ページ3
数日後────
｢あ、灰崎！もしかしてAのお見舞い？｣
｢あぁ、そうだ。｣
業務スーパーで偶然あった稲森と灰崎は、Aに渡すお見舞いの食べ物を探すべくあれやこれやと商品の棚をさまよっていた。
｢これは？バナナ。｣
｢あ？馬鹿か。考えてみろ。あいつがバナナ食ってるとこ｣
｢…可愛い｣
｢まじで馬鹿か。｣
ポッと頬を染めた稲森に引き気味に答える灰崎。ナイフとフォークで優雅にバナナ食べるとこなんて想像つかないだろ、と心の中で悪態をつきながら灰崎はデザートコーナーにあるプリンに目を向けていた。
｢これだろ、｣
｢えっ？プリン？灰崎女々しいなぁ｣
｢黙れ明日人！！だいたいAは女なんだから、ふつーだろ。俺が食べるんじゃない。｣
｢たはーっ、そっか…その考えもあったか。｣
さほど大きくはない声で争っていると、稲森の後ろから｢お前らも見舞いか？｣と声がかかった。
｢あ！西蔭！！うん、今Aのお見舞いに何持ってくか決めてて────って、なんでスイカ2玉？｣
｢あぁ。Aさんはスイカに目がなくてな。｣
｢にしてもその量…アイツ女だろ。大丈夫なのかよ。｣
｢あの人は毎日このくらい食べていらっしゃる。｣
｢…そーいやアイツ大食いだったわ。｣
稲森がへぇー！とキラキラ目を輝かせる中、灰崎は手元のプリンを棚の隣に置いてあった｢ハッピー特大ビッグぷっち○プリン｣にそっと変えたのだった。
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マロン - 夢主ちゃんの声優は絶対マーヤだよ！だって西蔭の中の人は旦那さんじゃんね！ (9月12日 10時) (
レス) @page2 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - とても面白いです！ゆっくりでいいので、更新頑張って下さい…！ (2019年11月11日 19時) (レス) id: de8697d4c9 (このIDを非表示/違反報告)
いづう(プロフ) - 涼竜さん» よかった！お話のプロットは大体固まっているので、この調子で書き進めてまいります。早ければ今日明日に終わらせられるので、どうぞ見届けてやってくださいm(_ _)m (2019年1月26日 8時) (レス) id: a4beff7793 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - いづうさん» いづうさんからの通知が来た途端真っ先に飛んで行きました笑 本当にありがとうございます！口調やデフォ名大丈夫です、更新楽しみにしていますね！(∩´∀`∩) (2019年1月26日 7時) (レス) id: 8be7a5bcc8 (このIDを非表示/違反報告)
いづう(プロフ) - 失礼します。お待たせいたしました！私の執筆している番外編の方で、以前お話ししたコラボストーリーの1話目を完成させましたので、覗いてくださると嬉しいです！口調なりデフォ名なり、もしご要望等ございましたらご一報くださいm(_ _)m (2019年1月26日 5時) (レス) id: a4beff7793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼竜 | 作成日時：2018年12月11日 0時
