193.作戦会議なう ページ43
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シャル「さて･･･」
シャルは、クロロに視線で促す。
私とマチとシャルは、クロロに注目した。
クロロ「あぁ、次の俺たちの
虹色に輝くダイヤモンドは、所有者を幸せにすると言われている。」
シャル「そう、‘女神の涙’は、かつてこの世界に存在した女性が、どこからともなく持ってきた。それを手に入れは村は、みるみるうちに繁盛し、大きな町になった。」
クロロ「だが、そんな貴重なダイヤだ、当然、盗もうとする輩も出てくる。」
俺たちみたいにな、と、クロロは付け足す。
シャル「それで、とある男たちが盗みを成功させたんだ。すると、村の景気はたちまち悪くなり、あっという間に消滅した。
男たちがどうやってその町からダイヤを盗んだのか、そのダイヤをどうしたのかはわからない。ただわかるのは、その男、その直後に消息不明になってるんだよね。」
クロロ「ダイヤはいつの間にか元の位置に置いてあり、今はあそこの宝石屋に展示されている。」
シャル「まあ、今度はオレたちが盗もうって話なんだけどさ。」
なるほど、とても物騒だな。
『それってつまり、盗むと不幸になるダイヤ･･････的な？』
私の問いに、マチが答える。
マチ「さぁね、でも、その男と一緒に盗みを働いた他4人は、そのあと幸せになったみたいよ。」
シャル「うん、結婚して子持ちになってる。すごく儲かったみたいだしね。」
クロロ「いずれにしても、謎が多いのが今回の獲物だ。A、怖いか？」
クロロは、ちょっと意地悪な顔で聞いてくる。
『なわけない。初任務だし、すっごいワクワクしてる。』
シャル「あははっ、さっすがA！」
マチ「ほら、脅かす必要ないって言ったでしょ？」
クロロ「そうか･･････。
では、作戦を伝える。」
クロロがちょっと笑ったのを、私は見た。
─────────
『今日はありがとう』
シャル「ううん、まさか2人が来るとは思わなかったけど、それでも十分楽しめたよ。」
『うん、私も。本当にありがとう、シャル。』
シャル「ははっ、オレも、今日だけでAの色んな事知れたし、楽しかったよ。」
『マチとクロロにも、よろしく言っといて。』
シャル「うん･･･(こんな時でも、2人のこと･･････)」
シャルは少し顔を伏せ、仕草には出さないが頭を抱える。
『シャル？』
Aの声で我に返ったシャルは、笑顔で首を振った。
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あきら - 続きが、読見たいんですが！？ (2023年1月2日 1時) (
レス) @page45 id: b14832a7b1 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - あみさん» ありがとうございます…！更新頻度を少しでも上げられるように頑張らせていただきますので、よろしくお願いします。 (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - Akaneさん» コメントありがとうございます！頑張らせていただきます() (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 詩来セイさん» こちらもしばらくスマホ使えなくて、更新も返信も出来なかった…(泣)復活したら、また一緒に頑張ろう！！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます…！とても励みになります…！！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れん | 作成日時：2019年2月21日 20時
