188.ストーカー組side ページ38
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その頃、ストーカー(偽)組は───
マチ「周りから見たら、ただの仲良しだね。」
クロロ「そうだな。シャルがロリコンに見えるが･･････」
マチ「はぁ････それは言っちゃダメでしょ。」
クロロ「実年齢も、相当離れているようだしな。」
マチ「(シャルに勝つなんて、さすがA)」
クロロ「(シャルが負けたと聞いたときは驚いたが、さすがはAだな。)」
シャルとAの後を追う2人。
マチ「･･････？」
クロロ「どうした？」
マチ「いや･･････今、一瞬Aがこっちを振り返った気がしてね。」
クロロ「見間違えではなく、か？」
マチ「どうだろう、見間違えかもしれないし。」
クロロ「さっきまで互いに気付かないレベルの絶をしていた。気付いたとは考えにくい。」
マチ「でも、Aだから。」
クロロ「Aには、常識と俺の推理が通用しないからな。」
マチ「あたしの勘も通用しなかったからね。」
クロロ「ほう？」
クロロは、マチのその一言に、興味を示す。
マチ「ま、そんな大きなことじゃないんだけど。今日も男装してくるかと思ったのに、あんな･･････正直、女のあたしでも数秒見とれてたよ。」
クロロ「･･････俺もだ。」
マチ「･････････」
クロロ「･････････」
マチ「･･･････････････」
クロロ「･･･････････････」
マチ「････････････････････････」
クロロ「･･････････････････なんだ？」
マチ「いや、なんでも」
クロロ「････今、俺のこと───」
マチ「ついたみたいだよ。」
クロロの言葉を、マチが遮る。
2人が止まったのは、宝石屋さんの前。
マチ「･･････っ」
マチは、シャルの、笑顔の裏を見てしまった。
シャルは、入ってくるなとばかりに殺気を送ってきている。
Aは、気付いていないようだ。
マチ「(全く、見事なもんだ。絶をしていても見破られるなんてね。)」
クロロ「シャル、気付いたな。」
マチ「あぁ、どうする？」
クロロ「もちろん、乗り込む。」
マチ「じゃ、ここからは各自行動がいいんじゃない？」
クロロ「そうだな、シャルがAに何かしようとしたら、思いっきり邪魔しろ。」
マチ「まさか団長がこんなことするとは思わなかったけど、了解だよ。」
そう言って、2人は別々にお店の中へ入っていった。
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あきら - 続きが、読見たいんですが！？ (2023年1月2日 1時) (
レス) @page45 id: b14832a7b1 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - あみさん» ありがとうございます…！更新頻度を少しでも上げられるように頑張らせていただきますので、よろしくお願いします。 (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - Akaneさん» コメントありがとうございます！頑張らせていただきます() (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 詩来セイさん» こちらもしばらくスマホ使えなくて、更新も返信も出来なかった…(泣)復活したら、また一緒に頑張ろう！！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます…！とても励みになります…！！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れん | 作成日時：2019年2月21日 20時
