186.“凝”の特訓 ページ36
『ただいま。』
ゴン「あ、A!おかえりー!」
(ゴンの)部屋に入ると、ゴンは凝の修行をしているようだ。
『どれくらい上達した?』
ゴン「えっへへー、ちょっと見てて。」
『うん。』
ゴンは、笑顔で“練”をする。
そのあと、オーラを目に集中させた。
ゴン「“凝”」
『よし、テストしてあげよう。』
そう言って、私はヒソカからコピーした
とは言っても、本気で隠したら絶対見えないので、ヒソカ並みで隠したけど。
『さあ、オーラは何本出ている?』
ゴン「うーんと・・・・・13本!」
『ほう、正解。じゃあ、これは?』
今度は、ヒソカより更に見づらくした。
ゴン「えーと、12?いや、また13本!」
『よく出来たね。それなら、これは?』
そう言って、さっきよりワンランク上の陰で隠す。
ゴン「うー、13本!!」
『勘?』
ゴン「勘」
『・・・・・・ぶっぶー!正解は、15本。
でも、これならヒソカの隠は見破れるね。』
ゴン「本当!?やったー!!」
と、ここで部屋の電話が鳴る。
ゴン「・・・・・・?」
ゴンは、受話器を取った。
相手は恐らく、ギドだ。
ゴンは、無言で部屋の扉を開ける。
そして、扉の外の何かを取った。
ゴンは、難しい顔で戻ってくると、受話器を戻す。
『どうした?』
ゴン「・・・・・・・・・・・・」
『ゴンー?』
ゴン「あっ、ううん、何でもないよ。」
そう言って、ニコッと微笑んだゴン。
天使かよ。
キル「ただいま。あ、なんだ、Aも帰ってきてたのね。」
『なんだとはなんだ。』
キル「別に。じゃあ俺、今日はもう寝るわ。
また明日な、ゴン、A。」
それを言うためだけに来たのか。
可愛すぎだぞ。
ゴン「うん、わかった。おやすみ、キルア!」
『おやすみー!』
キルアは片手をあげて、出て行った。
『ゴンはどうする?』
ゴン「俺はもうちょっとだけやってから寝ようかな。Aは?」
『そうだなー、俺、明日用事あるから、先に寝ようかな。』
ゴン「そっか!Aもおやすみ!」
『うん、おやすみ。
無理はしないようにな。』
ゴン「うん!また明日ー!」
私も、ゴンの部屋を後にした。
自分の部屋に戻り、お風呂に入ってからベッドにダイブ。
明日はシャルと遊べるんだ。
楽しみすぎる。
遠足前の小学生気分で、10秒後には眠っていた。
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あきら - 続きが、読見たいんですが!? (2023年1月2日 1時) (レス) @page45 id: b14832a7b1 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - あみさん» ありがとうございます…!更新頻度を少しでも上げられるように頑張らせていただきますので、よろしくお願いします。 (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - Akaneさん» コメントありがとうございます!頑張らせていただきます() (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 詩来セイさん» こちらもしばらくスマホ使えなくて、更新も返信も出来なかった…(泣)復活したら、また一緒に頑張ろう!! (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます…!とても励みになります…!! (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れん | 作成日時:2019年2月21日 20時