【H×H】大好きな世界に転生したら最強な美少女になったようです。〔４〕

163.ヒソカvsカストロ ページ13

《さあいよいよです！！ヒソカ選手VSカストロ選手、因縁の決戦！！！》


カストロ「感謝するよヒソカ。お前の洗礼がなければ、私はここまで強くなることは出来なかっただろう。」


ヒソカ「んっふふ、誰が強くなったって？♡」


カストロ「言っておくが、お前に敗れた後の9戦、1度として本気で戦ったことはない。全てお前を倒すための、準備運動に過ぎない。」


審判「始め！！！」


カストロ「行くぞ！はあぁァァアアア！！！」


カストロはヒソカに向かって走る。

そして攻撃を仕掛けるが、ヒソカはかわす。それを見て、口角を上げたカストロ。


ヒソカ「っ！？」


なんと、ヒソカはいつの間にか背後にいたカストロに攻撃を食らわされたのだ。


《クリーンヒットォオオ！まずはカストロ選手の先制打が炸裂ぅうう！！！》


キル「(なんだ、今のは･･････！！)」


カストロ「本気でこい、ヒソカ。」



《先手をとったのはカストロ選手うぅうう！！すばやい手刀の攻撃を避けられず、ヒソカ選手先制ポイントを奪われましたあぁァアア！！》


ヒソカ「んふふっ」


キル「(まただ･･････錯覚か？)」


カストロ「2年前の私とは違う。次は容赦しない。」


ヒソカ「本気を出すかどうかはボクが決める♢」


カストロ「そうか。では、早めに決断することだ。」


カストロがまた攻撃を仕掛け、ヒソカはそれを避けた･･････ハズだったのに、また別方向からカストロに攻撃を食らわされる。

観客席は熱意に包まれる。


キル「(まただ、避けたはずの攻撃が･･････！)」


その後も、カストロは攻撃を仕掛け、ヒソカはそれを避け続ける。


カストロ「どうした！逃げるばかりで、攻撃してこないのか！！」


その後、またカストロの攻撃をガードしたはずなのに、後方のカストロに蹴り飛ばされたヒソカ。


審判「クリーンヒット＆ダウン！！」


《ななんとなんとォォオオ！！開けてビックリー！！！カストロ選手の一方的な攻めが続きます！！ポイントはこれで4-0！
しかし、今見たものは、私の気のせいでしょうか？》


カストロ「まだ気は変わらぬか？いっそこのまま、何も解せぬまま、死ぬか？」


審判の人が、ヒソカの様子を確認する。


審判「や、やれるか？」


ヒソカ「んふ♡」


審判「ひっ」


ヒソカは口角を上げる。
その表情に、審判の男性は一歩退いた。


ヒソカ「気のせいかな？キミが消えたように見えたんだが♤」

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