【HUNTER×HUNTER】大好きな世界に転生したら最強な美少女になったようです。〔２〕 (ページ48)

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９８，危ない、危ないページ48

クラ「A、大丈夫か！？」

レオ「傷はそんなに深くない。
命に別状はないだろう。」

ポッ「A･･････！！」

ハン「･････････！！！」

ボド「････････････」

レオ「とりあえず、応急処置をするぞ。」

そう言って、レオリオが俺の服に手を掛けたから、俺は慌てて飛び退いた。

『いってぇ～。』

危ない、危ない。

レオ「おい、動いてんじゃねェよ！」

クラ「どうした？A」

処置されたら、女だとバレる！
まだ試験は終わってないから、明かしちゃダメだよね。

『いや、全然大丈夫だよ！少し痛いぐらいだし！』

嘘ですめちゃくちゃ痛いです。

『とりあえず、試験を再開しないと･････････！』

ネテロ「その必要はあるまい。キルアは失格となり、お主は合格じゃ。」

『え、あっ、なら、もうハンター試験は終了ですか？』

ネテロ「うむ。」

なるほど、結局俺は、１戦もできなかったわけだ。

『不公平だ。』

この後、俺は適当に応急処置をして、講習部屋へ、少し遅れて入った。

俺が中に入って席に着く前に、バンッと言う、扉が開く音と共に、ゴンが入って来た。

皆の視線は、ゴンに集まる。

ゴンはそのまま、イルミに近付き、

レオ「ゴン･･････！」

ゴン「キルアに、謝れ！！」

ゴンは、とても怒っている様子。

イルミ「謝る？何を？」

ゴン「そんなこともわからないの？」

イルミ「うん。」

ゴン「お前に兄貴の資格なんて無いよ。」

イルミ「兄弟に資格がいるのかなぁ。」

ゴンはイルミの腕を片手で掴み、イルミの体は、宙を舞った。
が、ゴンの後ろに、キレイに着地。

ゴン「友だちになるのだって、資格なんかいらない･･････！！」

そう言って、イルミを掴む手に、力を込めるゴン。
多分折れた。

イルミ「･････････」

ゴン「もう、謝らなくていいよ。
キルアのところに案内してくれるだけでいい。」

イルミ「そしてどうする？」

ゴン「決まってんじゃん。キルアを連れ戻す。」

イルミ「まるでキルが誘拐でもされたような口ぶりだなぁ。
あいつは自分の足で、ここを出て行ったんだよ？」

ゴン「でも、自分の意思じゃない。お前たちに、操られてるんだから、誘拐されたも同然だ！」

ネテロ「丁度そのことで、議論していたところじゃ、ゴン。
クラピカとレオリオの両方から異議が唱えられてな。キルアの不合格は不当との申し立てを審議中なのだよ。」

クラピカが、立ち上がった。