【HUNTER×HUNTER】大好きな世界に転生したら最強な美少女になったようです。〔２〕 (ページ39)

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レオリオは、悔しそうな顔だ。

ゴン「大丈夫だよ。」

レオ「っ！！」

ゴンが立ち上がる。

ゴン「レオリオ･･････こんなの･････････全然････････平気さ････････････ま、だ･･････やれる･･･････････････」

ゴンが顔を上げると、ハンゾーは顔をしかめた。

ハンゾーはゴンのことを転ばし、肩に手を置いて、立ち上がれなくした。

ハン「腕を折る。」

ゴン「･････････っ！」

ハン「本気だぞ。言っちまえよ。
“参った”と。」

ゴン「････････････っ、

嫌だー！！！！」

会場に、骨が折れる音が響く。

ゴンは、痛みに顔をしかめる。

ポッ「マジで折りやがった･･････。」

レオリオは、もう我慢できなさそうな表情をしている。

ハン「さあ、これでもう左腕は使い物にならねぇ。」

レオ「････････････クラピカ、止めるなよ。
あの野郎がこれ以上何かしやがったら、ゴンには悪いが、抑えきれねぇ･･････！！」

クラ「止める？私がか･･････？
大丈夫だ。恐らくそれは無い。」

そう言うクラピカの目は、緋色に染まっている。

ハン「痛みでそれどころじゃないだろうが、聞きな。」

ゴンは、ハンゾーの方に、視線だけ移す。

ハン「俺は、忍と呼ばれる、隠密集団の末裔だ。」

ハンゾーは、片手で逆立ちをした。

ハン「忍法という特殊技術を身につけるため、生まれたときから、様々の厳しい訓練を課せられてきた。
以来１８年、休むこと無く肉体を鍛え、技を磨いてきた。
お前の歳には、人も殺している。」

キル「(ふん、威張るほどの事かよ。)」

ハン「こと格闘に関しては、今のお前が、俺に勝つ術はねェ。
悪いことは言わねぇ。
素直に負けを認め･･････」

語っていたハンゾーを、ゴンが蹴り飛ばした。

ゴン「うぅ･･････！！」

と、同時に倒れる。

レオ「あっ････････････！」

クラ「っ！！」

ゴン「ってぇ～！！
くそっ、痛みと長いお喋りで、頭は少し回復してきたぞ！！」

レオ「よっしゃ～！！ゴンいけー！！蹴って蹴って蹴りまくれー！！！」

そんな様子のレオリオに、苦笑いを浮かべるクラピカ。
立ち上がったゴン。

ゴン「１８って言ったら、俺と６つしか違わないじゃん。
それに、この対決は、どっちが強いかじゃない。
最後に、参ったって言うか、言わないかだもんね！！」

ハンゾーは起き上がり、ゴンから距離をとった。