【HUNTER×HUNTER】大好きな世界に転生したら最強な美少女になったようです。〔２〕 (ページ35)

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８５，無理しなくていいよ。ページ35

『ゴン。』

ゴン「･･･？」

少女はゴンに近付き、抱きしめる。

ゴンは、目を見開いた。

ゴン「A･･････？」

『ゴン、せっかくいい感じになってたところ悪いけど、言わせて。』

Aの言葉に、耳を傾ける、ゴンとクラピカ。

『今ぐらい、全力で泣いていいんだよ。』

ゴン「え･･････？」

『ヒソカとの戦い、悔しかったんだよね。
辛かったんだよね。寂しかったんだよね。』

クラピカは、その様子を見つめている。

『なら、声をあげて泣いてもいいんだよ。
ゴンはまだ１２歳で、子供なんだから。
しっかり泣いて、スッキリしなよ。
泣くのは、恥ずかしいことじゃない。
だから、思いっきり泣いて。』

Aのその言葉に、引っ込んでいたゴンの涙は、再び流れ出す。

ゴンは声をあげて、しばらく泣いていた。

『ゴン、落ち着いた？』

ゴン「うん、Aのおかげで、スッキリ！」

『そっかぁ、よかったよぉー！』

今度はAがゴンに抱き付いて、泣き始めた。

クラ「はは、本当に仲がいいんだな。」

『ク"ラ"ヒ"カ"ー！！』

クラ「もはや、別人の名前になってるぞ。」

クラピカの胸へと飛び込んだ、A。

クラ「何故Aが泣いているんだ。」

『た"って"ー！コ"ン"か"か"っこ"い"い"ん"た"も"ん"！』

クラ「わかったから、とりあえず落ち着け。」

クラピカはそう言って、Aの頭を撫でた。

ゴンも、近寄ってくる。

ゴン「A、ありがとう！俺、いつかはヒソカの顔面殴れるように、頑張るよ！
Aが俺の友だちで、本当によかった！」

『うぅ、そんなこと言われたら、また涙が･･････！』

クラ「ほら、これを使え。」

クラピカが苦笑いで渡してきてくれたのは、綺麗なハンカチ。

『ありがとう、クラピカ！』

俺はそれで、涙を拭いた。

『洗ってから返すね。』

クラ「いや、そのままでいい。」

そう言って取り上げられたハンカチ。

『普通、洗ってから返すもんじゃない？』

クラ「Aは既に普通じゃないと思うがな。」

『むぅ～！』

ゴン「アハハハッ！」

ゴンの笑い声につられて、

クラ「はははっ」

『ふふふっ』

俺たちも、笑った。

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小説って難しい。

でも、シリーズの始めよりはいいハズ････････････。

ここおかしいよ、とか、こここうした方がいいよ、と言うようなものがありましたら、教えてくださると嬉しいです！

次で最終試験入ろうと思います。