転生336 ページ49
「モードオフ」
とりあえず、そう言ってみると『モードオフ 切り替えます』と聞こえて表示が消えた。
おお、すごい。
それにしても、このコンタクトは外しても大丈夫だろうか。
いや、寝るときは外さないといけないのだろうけれど、その都度繋がないといけないとか。
そこで、マニュアルを開いてみると、モードオフの状態なら外しても大丈夫と記してあった。
外すときはモードオフ。これを徹底していこう。
そんな事を考えながら、私は展示会場を後にする。
適当に歩いていると、ティアラをつけた波動先輩を発見した。
ミスコン、波動先輩がグランプリというやつに選ばれたらしい。
波動先輩には魅力があるから、何だか納得だ。
ご友人に囲まれていたのでそのまま後にしようとすると、
「星屋さん」と呼び止められる。振り返ると、天喰先輩がいた。
「あ、天喰先輩じゃないですか どうしたんですか」
私が声をかけると、天喰先輩は「いや、用ってわけじゃないんだけど...」と言いよどむ。
そして、もしかしたら、の話だから期待しないでほしい...、と前置きをしてから天喰先輩は話しだした。
「エリちゃんを、雄英で預かるかもしれない」
その言葉に、素直に驚いてしまうけれど、よく考えたら不自然ではない。
いつまでも病院暮らしは困るだろうし、エリちゃんには引き取ってもらえるところがない。
エリちゃんの“個性”は暴走の危険性があるから、相澤先生がいる雄英で預かるのも納得だ。
「何でそれを私に...？」
天喰先輩は通形先輩から訊いたのだろうけれど、私に話す必要はないだろう。
「えっと、相澤先生に呼び出されるかもしれないと思って
星屋さんはいつも忙しそうにしてるから、あらかじめ伝えておいた方が良いと...」
「呼び出しですか...」
いつになるか分からないから仕事を詰めすぎないようにしないといけないな。
今は仕事がほとんど入っていないから、出来れば近いうちに呼び出してほしいけれど。
こう言う風に予定を考えることができるのは天喰先輩のおかげだ。気遣いに感謝。
「わかりました、ありがとうございます
そういうの、すごい助かります」
「そっか、ならよかった じゃあまた」
天喰先輩はそう言うと、軽く手をふって歩いて行った。
私もその背中に手をふりかえしながら教室へ戻る。
その時に、百ちゃんと出会ったので、軽く雑談をしながら教室に行く。
文化祭でどこを回ったとか、何が面白かったかとか。
そんな感じで、私の文化祭は終わった。
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鈴蘭(プロフ) - 篠夜さん» あけましておめでとうございます。嬉しいと言ってもらえるのはありがたいです！ヒロアカの１巻、読んでみますかね(逆に勉強が出来なくなりそうですが) (2019年1月1日 20時) (
レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
篠夜(プロフ) - あけましておめでとうございます！年末年始に大量更新私としてはとても嬉しい限りです♪ヽ(´▽｀)勉強する気力がないときはヒロアカの初期(受験編)を見るとやる気が出るかも?笑 (2019年1月1日 19時) (レス) id: 4de79c7237 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 篠夜さん» そう言ってもらえて、嬉しいです！ありがとうございます。私も口頭説明苦手なのわかりますよ！お互い、頑張りましょう！ (2018年11月15日 17時) (レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
篠夜(プロフ) - 続編7おめでとうございます！文章をまとめるのって本当に大変ですよね…私なんて口答説明でも説明下手かと言われてしまうくらいで泣 ご自身のペースで無理なく執筆頑張ってくださいね(*´∀｀) (2018年11月15日 12時) (レス) id: 736a0cbc53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴蘭 | 作成日時：2018年11月14日 22時
