転生329 ページ42
ジェントルの後ろ姿を見送ると、
「オールマイトガ心配シテイタゾ」
エクトプラズム先生が(分身だけれど)そう言った。
そう言えば、もう文化祭は始まっている。
早く戻らないと、準備に間に合わない。
「A組10時カラダロウ 今ガ9時16...17分」
もう、そんなに時間が経っていたなんて。
「はっ」
その時、いずが何かに気が付いたような声をあげた。
「マァ...ココカラナラ5〜6分デ学校二」
エクトプラズム先生のその言葉を遮り「先生 あの！」と切り出した。
「すみません 買い出しの品あっちに置いてきちゃって」
ああ、まだ言っていなかったか。
私はいつもパソコンを入れているところを確認する。
うん、ちゃんと入っていた。
「いず、それなら持ってきたよ」
私がそう言うと、いずが「ほんとに！？」とこちらを振り向いた。
私は頷きながら、二つの袋をいずに手渡す。
一応気にかけていたから、中の物が壊れていることは無いだろうけれど。
「いず、壊れてたら直すよ それくらいなら、多分直せる」
私が中身を確認するいずにそう言うと、
「ううん、だいじょうぶそう」という返事が返ってくる。
無駄に“個性”を使いたくなかったからよかったよかった。
校舎に戻る途中で、ラブラバのカメラを回収しておく。
放置したままにはできなかった。
私たちが雄英に戻ると、青山くんが門のところに立っていた。
「緑谷くん☆！星屋さんも！遅いよー！」
それに対して、私たちは二人で謝る。
怪我のこといずが転び、私が巻き込まれたと言っておいた。
納得してくれるかどうかはこの際関係ない。
青山くんは「何をやってんのさドジッ子☆」で済ませてくれた。
「星屋さんも災難だったね☆」とも言ってくれた。...騙しているのが申し訳ない。
そして、そのまま着替えて行こうとすると、エクトプラズム先生に止められる。
「ソノ擦リ傷土塗レノ顔デ出ルツモリカ？」
確かに、舞台に出ない私はいいとして、いずは治療してからの方が良いだろう。
「ソレデハ楽シマセル前二心サレルゾ
チャント治シテカラデモ間二合ウダロウ」
そう言われたので、いずはおとなしくその指示に従った。
私は準備もあるので、治療せずに行ったけれど。
いざとなれば、自分で治せると言って行かせてもらったのだ。
本番、死ぬ気で成功させてやる。
2018年の最後が小説の投稿って...
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鈴蘭(プロフ) - 篠夜さん» あけましておめでとうございます。嬉しいと言ってもらえるのはありがたいです！ヒロアカの１巻、読んでみますかね(逆に勉強が出来なくなりそうですが) (2019年1月1日 20時) (
レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
篠夜(プロフ) - あけましておめでとうございます！年末年始に大量更新私としてはとても嬉しい限りです♪ヽ(´▽｀)勉強する気力がないときはヒロアカの初期(受験編)を見るとやる気が出るかも?笑 (2019年1月1日 19時) (レス) id: 4de79c7237 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 篠夜さん» そう言ってもらえて、嬉しいです！ありがとうございます。私も口頭説明苦手なのわかりますよ！お互い、頑張りましょう！ (2018年11月15日 17時) (レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
篠夜(プロフ) - 続編7おめでとうございます！文章をまとめるのって本当に大変ですよね…私なんて口答説明でも説明下手かと言われてしまうくらいで泣 ご自身のペースで無理なく執筆頑張ってくださいね(*´∀｀) (2018年11月15日 12時) (レス) id: 736a0cbc53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴蘭 | 作成日時：2018年11月14日 22時
