転生298 ページ11
私が待っていると、先にマイク先生たちが出てきた。
士傑高校の方も一緒に。
エンデヴァーさんも帰らずに残っている。
轟くんに会うため、なのかな？
「星屋少女、先に出ていたんだね」
オールマイト先生が私に気がつき、声をかけてくれた。
「はい、あんまり中に居るのもどうかと思いまして」
そんな風に誤魔化しながら、私はパソコンを閉じる。
さっと鞄にしまうと、私は先生たちのところへ行く。
先生たちは今回、連合が雄英以外の高校を襲ったことについて話しているらしい。
ケミィさんがトガさんに襲われた動機もわからないし、連合の動きもわからない。
だから、情報提供などを通して協力していこう。
そんな話だった。
先生たちと、肉倉さんが話しているのを私は一歩後ろから眺めている。
こういう話には関わらないのが得策だ。
ボーッとしているところに、かっちゃんたちが出てきた。
「えー何肉倉 オールマイトとダベるとかマジ象徴ー
ヤバイ 何の話？人生系？」
ケミィさんがピョコピョコと近付いてくる。
いや、それよりもマジ象徴ってなんだろう？
オールマイト先生が平和の象徴だったから、話せたら象徴になれるってこと？
ケミィさんが話す言葉は時々とても難しい。調べてもわからないところが厄介だ。
私が考え込んでいると、かっちゃんが「次ァサシでぶちのめす」なんて言っている。
先輩なのに、そんなことを言って失礼だと思わないのだろうか。
「貴様はまだ粗暴な言動を!!立場をわきまえろ！」
しかし、肉倉さんの言い方も粗暴だろう。
本人は自分の口が悪くなっていることに気が付いていないのだろうか？
それなら教えた方がいいのかな...
結局、私の中では言わない、という結果になった。
へんに注意をしてかっちゃんみたいに敵対視される方がめんどくさいから。
轟くんはエンデヴァーさんに話しかけられていた。
やっぱり轟くんに声をかけるために待っていたようだ。
頭を撫でようと伸ばすも、轟くんによって弾かれてしまう。
まだ、溝は完璧には埋まっていないようだ。
ジッと観察していると、同じように轟親子を眺めている人がいた。
夜嵐くん、だ。
「おまえは自慢の息子だ」
エンデヴァーさんがそう言った。
轟くんはその言葉が予想外だったのか、表情が固まっている。
そんな轟くんを見ながらエンデヴァーさんは続けた。
「ならば俺もおまえが胸を張れるようなヒーローになろう
父はNo.1ヒーロー...最も偉大な男であると」
改めて、エンデヴァーさんは凄い人なんだと感じた。
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鈴蘭(プロフ) - 篠夜さん» あけましておめでとうございます。嬉しいと言ってもらえるのはありがたいです！ヒロアカの１巻、読んでみますかね(逆に勉強が出来なくなりそうですが) (2019年1月1日 20時) (
レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
篠夜(プロフ) - あけましておめでとうございます！年末年始に大量更新私としてはとても嬉しい限りです♪ヽ(´▽｀)勉強する気力がないときはヒロアカの初期(受験編)を見るとやる気が出るかも?笑 (2019年1月1日 19時) (レス) id: 4de79c7237 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 篠夜さん» そう言ってもらえて、嬉しいです！ありがとうございます。私も口頭説明苦手なのわかりますよ！お互い、頑張りましょう！ (2018年11月15日 17時) (レス) id: f42ad491f0 (このIDを非表示/違反報告)
篠夜(プロフ) - 続編7おめでとうございます！文章をまとめるのって本当に大変ですよね…私なんて口答説明でも説明下手かと言われてしまうくらいで泣 ご自身のペースで無理なく執筆頑張ってくださいね(*´∀｀) (2018年11月15日 12時) (レス) id: 736a0cbc53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴蘭 | 作成日時：2018年11月14日 22時
