まえぬの奥様！２ (ページ12)

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その99 ページ12

ふわーっと、香水の匂いがした。

この匂い…

「けんぬっ！」

KENN「うおっ！？A！？」

背中をトンっと叩くと、振り返って驚いた顔をするけんぬ。

あー！けんぬで良かったよぉ！
ここで知らない人来たらマジで気まづいよね！

KENN「え、まさか相手…Aなの？」

「みたい！」

2人でスタッフさん見ると、ニコニコして
また封筒渡してきた。中身だけくれ。

「んと…お付き合いおめでとうございます。今から2人には本物のカップルの様にデートしてもらいます！だって」

KENN「…本物のカップルってなんだ…」

「まぁまぁ！おデートしましょう！！」

KENN「切り替え早くない？」

「けんぬだから、いいんじゃないか！」

KENN「嬉しいような嬉しくないような？」

2人で出かけたりすることはあったけど、カメラがあるのと、本物のカップルみたいにするのは恥ずかしいな

智昭さんにしてるみたいにすればいいのか？ほう？
いや、智昭さんは旦那様だから…態度ちゃう！

KENN「ほら行くよ」

手を出して、待ってくれてるけんぬ。

…くっそイケメンかよ！

誰だよ！私の目にフィルターかけたやつ！！
イケメンにしか見えねぇよ！

とりあえず街に出て歩いてるお？

手を繋ぐこと、あんまり無いからドキドキ

KENN「なんか見たいのある？」

「えー…あ、あそこの雑貨屋さん見たい！」

天使の置物とか飾ってある店を指さす

笑いながら、ハイハイと言ってくれた。

入ると、天使のグッズの多さ…でも色々ある！

小さい小物とか見てたら、頭に違和感を感じた。

「え。何！？」

KENN「え？天使の輪付けてみた」

「ちょっと！！私は天使じゃないでしょ！」

KENN「そこかよww」

「もう！そんな君はこれを付けなさい！」

KENN「似合わないと思うけど…」

無理矢理押し付けてみた、うさ耳

「ぶっっ…ごめん。こっちがいい」

KENN「ちょっと失礼じゃない？！w」

うさ耳取らずに鼻眼鏡付けるけんぬ。

「…それ最高！！ふはは」

KENN「じゃあ、Aはこれね」

サッと付けられたのはぐるぐるの眼鏡。

KENN「……ガリ勉の天使みたいww」

「ちょっと！w」

2人でめっちゃ楽しんでしまった。

一応、鼻眼鏡とぐるぐるの眼鏡買いました。
後で写真撮る予定。

KENN「んー、ちょっと小腹空いたね」

「なんか食べよ！」

鼻眼鏡とぐるぐるの眼鏡を付けて
軽く食べれる場所を探した。

、
聞いてください
まえぬへの恋心が王道入りしました！
な、んだ、と…(°д°)