双子の子供たち

私の両親 ページ3

小春side



湊と別れて帰る。

ま、道歩いてても男が目に映るが、やっぱり湊と比べてしまうな。


湊と一緒に居ると大変だ。

恋すら出来ない。同級生は恋だの彼氏だの話してるのに、私は中に入れず頷くだけ。


湊のお母さん、Aさんみたいに積極的に慣れたらな…



「ただいまー」

賢章「おかえりー」

来夢「おかえりー！」


リビングに入るとお母さんを後ろから抱きしめてるお父さん。


「うわ、まじか」

来夢「今日は一緒にお風呂入ろっか。」

賢章「えー俺は？」

来夢「お一人でどーぞ。」



母さんが急に言い出した。どうしたんだろ？



一緒にお風呂入ってたら、母さんがとんでもないこと言った。



来夢「湊くん、好きなんでしょ？告白は？」


「…は？いきなり過ぎ！好きとか…分かんない…」

来夢「んー、男の子で今一番に浮かんだ子は？」

「湊…」

来夢「湊くんが彼女出来たら？」

「…いやかも…」

来夢「もし、引っ越して離れたら？」

「たまに会いに行く…」

来夢「ふふ、それはもう好きって事だよ」

「へ、」

来夢「初恋が湊くんとはねー…」


言ってた事、リアルでなっちゃったとか言い出す母さん。


お風呂から上がっても母さんが言った事が頭から離れずリピートされてた。


うわぁぁぁ、湊からLINEきてる！！



湊明日、一緒に帰ろうぜ!



だと、え、待って、ドキドキしてきたよ？は？


うん、分かった！と返した。


いつも通りだよね？うん…やばいやばい。





来夢「ふふ、これから楽しみねー」

賢章「俺…不安しかないんだけど、、」



来夢小春が湊くん好きみたい。初恋ね


A「はっ！？」

翔太「ん？どうしたの？」

A「これ…」

翔太「え、まじか。」

A「いや、でも小春ちゃんなら…いいや…うん」

翔太「いや、ショック受けてるじゃん。」






、

小春ちゃんはきっと美形。
湊くんはイケメン。

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