34話 ページ36
ぬぅお!?
た、達から電話!?
「もしもーし」
達央「あ、出た」
「なによ」
達央「家に居るよな?」
ギクッーー
「家にいるよ?なんで?」
達央「んー、ならいいや。帰り寄るわ」
「寝てると思うけど」
達央「いや、今終わった」
「なぬっ!?」
達央「何驚いてんの?」
「別に?!これ早く寝れないやつだなーって」
達央「なんで?」
「家で飲む気だろ」
達央「帰ってる時に抜けたら飲むし、抜けてないなら寝るかな」
「んー、わかった待ってるわ」
電話が終わって、ただただ心臓バクバク。
どうしよ、、家に居ない……来るって言ってる人にコンビニ行ってきたとか言ったら、俺が買ってきたのにって言われそう!
1人でワタワタしてると、、麗奈もワタワタした。
『どうしたらいい?』
「うち来るって言われた?」
大きく首を振る麗奈。ヤバい。
車で来てないから走っても……向こうが早い。
タクる?でも待ってる間に達が着いてたら?
「と、とりあえず帰る用意してて!!私、あの子に帰るって言ってくるから!!」
『了解!!』
麗奈はメイクとかもあるし落とすだろ……
急いで伝えると、は?彼氏!?バレかけてるの!?急いで帰って!明日渡すから!と言われ、ごめん!と謝って着替えた。
『は、早くっ!』
バタバタして裏のドアを開けて出た時だった。
達央「やっぱり、Aか」
良平「だと思った」
大通りに出ようとした私達の背後から声が聞こえた。
確かめなくてもわかる…達だ……
体が固まってるけど、頭が危険だと言ってる。
すっごいサイレン鳴らしてる!!
麗奈は横で私を見て、目で訴えてきた。
ヤバい。と……
その瞬間、麗奈が私の手を取り走り出した
「ちょっ、え!?」
『なんかやばい気する!!!』
良平「えーなんで逃げるのー?」
達央「逃げても意味ねーぞ」
『とりあえず今はごめんなさいーー!!』
……何故、夜の街で大人4人が追いかけっこしてんの?
はたから見たら、女追いかけてる男ってやばくない?夜中に←
警察勘違いするやつよね?
「ちょ、麗奈!止まって!」
『今止まったら、間違いなくお泊まり確定だから!』
「それもそうか、」
『納得するんかい!!』
走りながら振り返ると、追いかけてきてた。
最近運動してないから無理キツイ……
てかあの人ら飲んでてよく走れるな……
良平「止まらないと後悔するよ、麗奈」
そう言われて止まった麗奈、そっと手を離した。
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愛結(プロフ) - ゆるゆるるさん» 次も楽しみに待ってる! (2020年1月28日 7時) (レス) id: eb3f5ebe72 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるゆるる(プロフ) - 愛結さん» 下書き状態だった。゚(゚⊃Д⊂゚)゚。ありがとうーー! (2020年1月28日 2時) (レス) id: ddbfa0b60f (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - 更新ありがとう!首を長くしてずーっと待ってました♪ (2020年1月27日 22時) (レス) id: eb3f5ebe72 (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - ゆるゆるるさん» うんうん!本当それ! (2019年12月23日 20時) (レス) id: eb3f5ebe72 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるゆるる(プロフ) - 愛結さん» 彼氏だから許せるよね← (2019年12月23日 20時) (レス) id: ddbfa0b60f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆるゆるる | 作成日時:2017年2月6日 17時