【文スト】ドS探偵に妹がいました。

２２日目 ページ32

？？｢捕まえたぞ…Aや｣

｢紅葉姉さん…！｣

太宰｢やぁ！姉さん！！｣


紅葉｢坊主に用はない。A、そろそろ戻れ｣


｢…龍ちゃんに伝える様に言ったのにな、兄さんから離れるつもりは無い。｣


やっと会えた兄さんから離れるなんて嫌だ。


紅葉｢なら出すわけにはいかない。太宰…Aを連れて逃げた事…恨むぞ｣


太宰｢ははっ、私は恨まれてばっかりだ｣


出て行った姉さん。その入れ替わりの様に中也さんが来た。


あぁ、喧嘩になるなこれ、


｢舞姫、私の鎖を切って｣


ガシャンって音と同時にバンッって音がした。


危ねぇ！！手が切れるところだった！！
いい蹴りだけど！！！！


｢このアホ！｣


中也｢あぁ？お、手前もいたのか｣

太宰｢隅っこにいて、危ないから｣


あらら、喧嘩始まったよ…
治…大丈夫かな？


ん？そういや、人形が無い！
行人人形ない！！…何処にやったか聞かないと…


太宰｢なーんだやめるの？私のせいで組織に追われる中也ってのも素敵だったのに｣



疲れた…見てるだけで飽きたー！


にしても、中也さんいい声してるよね…


中也｢A、手前は戻れるからな｣

｢戻る気ない。それより私の人形知りません？｣

中也｢あぁ？あー、あのサングラスの人形か。保管庫だぞ｣

｢マジか…あそこか…｣


中也｢にしても、そのちっこい夜叉はなんだ｣



私の腕の中に二頭身くらいの夜叉がいた。



｢私の人形が無いから夜叉が代わり｣

太宰｢凄いね！サイズまで変えれるんだ！！｣


｢あ、もう一つ秘密あるよ？喋る｣

舞姫｢です。｣




双黒｢はっ！？｣




｢私の舞姫は貴重なものですので〜｣

舞姫｢ですのでーす｣


中也｢……目眩してきた、帰るわ｣

太宰｢私も仕事済ませて帰るとしよう｣


現実逃避か…わかりやすい現実逃避…


舞姫｢つまらない。せっかく久しぶりに話したのにそこのチビと変態。｣

中也｢あぁぁぁあ！？｣

太宰｢ぐっ、へ、変態！？｣


毒舌なのか何なのか分からないのが舞姫です。
ちなみに歳は250歳らしいです。


舞姫｢やーい！ちーび！ちーび！イケメンボイス！！｣


…貶してるのだろうか？


中也｢俺馬鹿にされてるよな？最後だけ褒められたか？｣


｢あ、続きをどーぞ｣


中也｢あぁ…2度目はねーぞ｣

太宰｢違う！何か忘れてなーい？｣

中也｢に、2度目はなくってよ！！｣


舞姫｢ギャハハハハハww｣

｢ごめんなさい。｣







、

舞姫…頑張れ…
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