【文スト】ドS探偵に妹がいました。

２日目 ページ4

人形屋に向かってる時、兄が話してきた。


『…あの太宰とやらに気をつけろ』


｢治に？兄様ったら嫉妬？｣


『違う』


顔を背ける兄さん、やばい、ドキドキするわ


｢大丈夫、私は兄様が大好きだよ｣


『ほう、ならメイドにでもなるか？』


｢ご、ご主人様！！きゃーー！何を命令されるのぉぉ！！｣


に、兄さんがご主人様…王子の格好…

ぶっは、はぁはぁ…萌える…

治も似合…って違う！！


『A…落ち着け。鼻血』

物凄い冷たい目で見られましたが気にしません！
もうナオミと一緒にされてもいい！！

｢兄さん、もう好きだぁ！！｣

と言いながら抱きつく。


ちょっと頬が赤く見えたけど気のせいだと思う。



『それより何処だ？』


抱きついた状態で彼処だよと指をさす。





…………………………………









……………………








お店の中に入り、色々な人形を見てる兄を見つめて、私も見ようと人形を見てると…



｢はっ！！｣


待ってぇぇぇ、兄にそっくりな人形！！



訂正、服装がそっくり。


｢この服…｣


そっくりな服を見ていると亭主がお気に召しましたかと聞いてきた。


｢あの…人形の顔をあの人みたいに出来ますか？｣

小さい声で聞くと出来ますよと言ってくれた。


ひぃぃぃ！！


｢お願いします！作ってください！｣


二日後には完成すると言われてもう嬉しい！


『何をしている』


｢注文しただけ！！買ったの？｣


『ああ、コレクションが増えたからもう帰る』



はぁ、早く兄さんの人形が欲しい！！




その後、家に帰るまで兄に気持ち悪いと言われ続けました。

早く欲しい、兄さんと同じ様に持ち歩きたい。



色々な服も着せれる…



｢ふふふ…ふふ…｣



『(悪寒がする)』







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