【文スト】ドS探偵に妹がいました。

１３日目 ページ22

深月姉さんに会った次の日。

いつもの様に、兄さんを写真撮って起こす。
最近の気付いたけど、兄さん…寝顔エr…((


『A、普通に起こせないか君は』


いつもダイブして起こすせいか、兄さんのお腹筋肉付いた気がします！



｢てか、兄さん…筋トレしてるの？無駄に筋肉ついてさ、イケメンかよ！！｣


『…馬鹿か…』


今日も毒舌だわ！！でもいい！！


｢ほら、早く用意して仕事行って！｣


ご飯食べて、用意をさせて行かせる。
つけるけどね！？探偵になりますけどね！？




『……今日は遅くなる。』


な、なんだと！？遅く…！？



｢へ？仕事で！？が、頑張ってね！｣



行ってくると兄さんが出て行った。



よっしゃ！！頑張るぞ！
兄さんにバレないように服やヴィッグを買ってるんだから！
変装するんだから！！




………………………………………









…………………………









深月姉さんからメールが入ってきたよ。
コーヒー淹れてる時に逃げると思う！


兄さんの事務所の入り口の近くで待機していた。
早く出てこないかな〜！！



………！？来た！！！



兄さん出てきた瞬間キョロキョロしてる！！


あ、怪しい…




街の方に歩いていく兄さん。
それをつける妹。




危ないね！？これバレたら…ガタガタ…









あれ？細い路地に行った！？



急いで後を追いかける。


兄さん…居ない？


後ろからガサッと音がした。
やばい、これはやばいぞ…





『ほう。つけてたのはAか』





ゆっくりと振り向くと煙管をくわえて、見下すように見てる兄さん！！



ば、バレたぁぁぁぁ！！！！


｢ひ、人違いではないですか？｣


そう！私は変装したんだ！！だから分かるはず無いもん！


『ほう…そうか。なら』


近寄ってきた！！！待って！ここ裏路地！！逃げれないよぉぉ！！


こ、これが壁ドン…兄さんから２回目の壁ドン！！


『Aじゃないなら、口付けたら煙管の味はしないよな、』


に、兄さぁぁぁぁぁぁぁぁん！？
顎クイ！？これが本当に違う人だったら犯の罪だよ！？


｢あ、あの…あ、綾辻さん？これはどういう…｣


『……』


ぎゃぁぁぁぁ！！兄さんの顔が来た！！




目を閉じて固まった私。









するとヴィッグが取られた。



『…A、覚悟はいいか？』









、

次回、行人とAの秘密の…！！！
『何を言ってるんだ君は』

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