【文スト】ドS探偵に妹がいました。

１日目 ページ3

準備を済ませ、兄を見送った後
自分の準備もし探偵社に向かう。



｢今日は兄様のコレクションが増えた日だから、頑張ろぉぉぉ！｣



探偵社のドアの前で一息つき、ドアを開ける。



｢おはようございます〜｣


皆｢おはよう〜(ございます)｣


太宰｢ねぇねぇ、君の家を教えてよ〜｣


｢なぜだ｣


冷たい目で見つめる、周りからまた言ってるよって呟いてる。


乱歩｢僕は知ってるけどね〜｣


ポッキーを食べながら言う乱歩さん。
私の兄はライバルらしい。




太宰｢頼むよーねぇー｣


｢うるさいでーす！｣



出社後の書類作成をしてると横でぶつぶつ。


｢う、うるせぇぇぇえ！仕事しろぉぉ！｣



ーーガチャッ


治を怒ってると探偵社のドアが開いた。
そちらに目をやると居るはずの無い兄が居た。



乱歩｢なっ、君は！｣


『落ち着け、俺の用事はAだけだ』


ふぅーと煙を吐いた。
煙管…どこでも吸うなと言ったのになぁ…
火災報知器なるじゃんか


｢スプリンクラー大丈夫かな…｣


『何の心配だ』


｢何のご用事で？｣


『今日は休みにしたから暇になった』


…いや。暇なら家に居たらいいのに…


太宰｢貴方は綾辻 行人さんですね｣


『ほう、知ってるのか』



｢兄さん、要件を早く言って、んで早く帰って、私もすぐ帰るから｣


『この辺で人形売ってるのはどこだと聞きに来た』


｢いや。そのくらい、電話してよ｣


はぁ、と溜息をついて、
兄の手を引き連れていくことにします。


『…ふ、』


太宰｢(…ま、負けた！)｣





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