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体育祭も終わった数日後の昼休み、慰労会とまではいかないがちょっとしたお茶会が空中庭園で開かれた。
表向きは確かに慰労会で蒼弥にはそう説明してあるらしいが、本当は瑞稀先輩と優斗先輩が、蒼弥が頑張ったからと(半ば強引に)忙しい中組み込んだ。
と、涼先輩が言っていた。
しかも先輩3人のポケットマネーだとも。
…この人達は何してるんだ？
というか、何がしたいんだ本当に。
先輩方は蒼弥をめちゃくちゃ甘やかしているし、蒼弥は素直で良い子だから可愛くて仕方ないのだろう。
ただ、甘やかし方が分かりにくかったりして蒼弥は全く気づいていないが。
…まあ、俺が一番蒼弥に甘いのは分かっている。
今日の慰労会も、蒼弥の為だって知ってから色々準備したから。
始業式の日の会議以降、この生徒会本部は本当に大丈夫なのか少し心配になったし、自分にも軽く恐怖だ。
橋「にしても、体育祭の龍斗凄かったな。」
井「陸上部所属の選手抑えて中距離で1位は凄いよ。軽く引いた。」
�癲嵶凝佑榔親或牲侘匹気修Δ世辰燭�らな。」
先輩方に褒められる事は素直に嬉しい。
瑞稀先輩は褒めてるのか貶しているのかよく分からないが。
まあでも、あれは確かに自分でも少し驚いたが、何故頑張れたかなんて分かっている。
蒼弥からの、応援があったからだ。
この場で言うつもりはないが、後で蒼弥に伝えてみようかな。
どんな反応してくれるだろうか。
井「姫と一緒に観戦してたけど、凄かったよね。」
猪「あ、はい。作ちゃん、足速かったし、カッコ良かったです！」
「ンぐっ！！」
橋「ちょっ、龍斗大丈夫か！？」
「大丈夫です…。」
危なかった。
飲んでいた紅茶吹き出すところだった。
キラキラした目で、最近まであまり見ることが無かった満面の笑みを俺に向けて、蒼弥が言ったんだ。
よく耐えたよ、俺。
動揺しちゃったし、蒼弥にカッコ悪いところ見せたけど。
…片隅に見えた、ニヤニヤした優斗先輩はこの際スルーだ。
「ありがとう、蒼弥。」
そう言うと、ニコッと笑いかけてくれた。
今はまだ、それでいい。
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u(プロフ) - 琉羽さん» コメントありがとうございます。初めまして、作者のuです。中々ご返信できず申し訳ございません。こちらの小説に辿り着いて頂けてとても嬉しいです。話が進むまで時間が掛かっていますが、他の作品もありますので宜しければまた是非遊びに来てみてください。 (2020年7月4日 0時) (
レス) id: ebd35b234f (このIDを非表示/違反報告)
琉羽(プロフ) - 初めまして。元々ジャニーズが好きでヲタクをしていて少し離れていたのですが再熱してu様の小説と出会いました。内容に引き込まれて楽しく読まさせて頂いています。続きを楽しみにしてます。 (2020年6月17日 21時) (レス) id: 810423ab64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：u | 作成日時：2020年4月25日 13時
