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移動中も、蒼弥との話を聞きたがる道枝。
そもそも、俺と蒼弥は付き合っていない。
蒼弥に怖がられていたし、恐らく避けられてもいたが、漸く仲良くなってきたところだ。
確かに道枝の言う通り、独占欲があるとは認めるが、
今は一方的に、愛を伝える事しかできない。
道「なあ、姫様とお昼過ごしてるん？」
「…それまだ続けるのか？」
道「それくらい聞いてもええやんか。」
「…まあそれくらいなら構わないけど。昼休みは基本一緒だ。本部の先輩方も一緒に過ごす事が多い。」
道「成る程、2人っきりになる回数はそう多くはないみたいやなぁ。」
「…そうでもない。」
道「お、話してくれるん？」
「いや、…。」
俺が黙ると、またケラケラと笑う。
何でそんなに楽しそうなんだ。
道「あぁー、面白いわぁ。」
「…何が？」
道「俺、作間は常にクールでポーカーフェイスと思ってたんやけど、案外そうでもないんやな。」
「は？」
道「感情。割と顔に出てるで。」
会う回数は少ないが、よく見てるんだな。
ひとしきり笑うと、真剣な眼差しを向けてきた。
道「まあ、気が向いたら話せばええよ。大丈夫、誰にも話さんし、彼女いるから心配すんなよ。」
そう言う道枝の眼には嘘はなさそうだ。
道枝なら、信用できる気がした。
だからといって、まだ蒼弥の事を話せないが。
でも、そう言ってくれることに、少なくとも嬉しさはあった。
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u(プロフ) - 琉羽さん» コメントありがとうございます。初めまして、作者のuです。中々ご返信できず申し訳ございません。こちらの小説に辿り着いて頂けてとても嬉しいです。話が進むまで時間が掛かっていますが、他の作品もありますので宜しければまた是非遊びに来てみてください。 (2020年7月4日 0時) (
レス) id: ebd35b234f (このIDを非表示/違反報告)
琉羽(プロフ) - 初めまして。元々ジャニーズが好きでヲタクをしていて少し離れていたのですが再熱してu様の小説と出会いました。内容に引き込まれて楽しく読まさせて頂いています。続きを楽しみにしてます。 (2020年6月17日 21時) (レス) id: 810423ab64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：u | 作成日時：2020年4月25日 13時
