今日:12 hit、昨日:2 hit、合計:12,721 hit
小|中|大
115 ページ21
そして、瑞稀先輩の件。
姫を風紀に連れて行けないと分かったから、生徒代表の最高権力を持つ為、この方法を取った。
瑞稀先輩は生徒会本部の一角、それも大きな力だ。
瑞稀先輩を候補から引き摺り下ろした事で、自分が候補へ入る事ができた。
だがここで、大きな誤算が生じた。
それは、蒼弥が姫だと公表する事と、俺の力だった。
俺が1年向けに、蒼弥と姫の存在について先回りして話していたことにより、俺の盤石は整っていた。
蒼弥も姫だと公表すれば、その存在は当然公になり、黒薔薇にも知れ渡る。
そして、自分の計画が明るみになる可能性が出てしまい、もう一つの手段を使った。
選挙当日、俺達の味方になるような話をした上で
自分は辞退し、風紀として黒薔薇を粛清する。
そうすれば黒薔薇を退学させるきっかけになり、後は裏で排除すればいい。
それからまた計画を一からやり直すつもりだろう。
姫を手に入れるのが無理ならば、今度は俺の力を消しに来るだろう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
67人がお気に入り
67人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
設定タグ:さくそや
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:u | 作成日時:2021年4月3日 23時