天才ハッカーのヒーローアカデミア6

転生280 ページ42

私はその場をこっそり離れたあと、父さんに連絡をし、病院へ送ってもらう。


相澤先生に、どこ行った？と連絡が来て、病院の前ですと送ると、看護師さんが来てくれた。


「ちょ、貴女の怪我もひどいじゃない！

　どうしてたの!!」


そう言われて、他の看護師さんを呼ばれて、治療室に運ばれた。


とんとん拍子すぎて、驚きだ。


そしてそのまま、深い傷口をぬい、薬を塗られ、包帯を巻かれる。


誰かの“個性”なのか、私は最初から最後までずーっとボーッとしていた。


後から考えれば、疲れていただけなんだろうけど。


気がつけば、治療を施され、私は天喰先輩の隣のベッドで寝かされていた。


足を骨折しているため、上にあげられていて、だるい。


そんなところへ、相澤先生が来た。


「はあ、お前重傷者なのに何やってたんだよ...

　怪我が残って困るのは星屋なんだから、気を付けろ」


そして、私と天喰先輩の状態を確認すると部屋を後にした。


今日は朝からたくさん動いて、やっぱり疲れたんだろう。


数分後


私は隣の天喰先輩と同じように寝息をたてていた。

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