四話 ページ5
放課後のチャイムが鳴り、部活をしようとグラウンドに出る
……が、ある者によって首根っこを掴まれる
『い"っ…何？若菜…』
「ちょっと部活どころじゃなくなったから。それよりも行くよ」
『は？何、どういう事？？』
「それは後で説明するからほら、はやく」
早くと言われましてもねぇ、貴女に首根っこ掴まれてて引きずられてるんですよ…こちとら
それにしても状況を教えて欲しいわ
「歩きながら言うけど、今日の放課後生徒会メンバーで我高に行くことになったの」
『えぇ？急やな…』
「しょうが無いでしょ？」
普通なら報連相するやろ
「内容は体育祭のことらしいけど…いまいち何をするのかわかってないんだよね」
『ちょっと"会長"さん?!ちゃんとしてや…』
「え、無理に決まってる」
てか内容体育祭のことって言ってるんやから体育祭の内容でも決めるんちゃうか
そんな事もわからんのか…？
「ねぇ、今馬鹿にした？」
『え？何も？』
「ふぅ〜ん？」
『てかいい加減掴むのやめてくれへん』
「あっ、ごめん。普通に忘れてた」
そうして手は離してもらった
ん？普通にってなんや…
これ普通やないよな
もしかして俺の存在忘れられてたんかな？
脳内会議を一人でしているといつの間にか目の前には我高の校舎があった
『久しぶりに見たけどやっぱでかいわな』
「A？早くしないと皆待ってるけど」
『え、あ、すまん…』
我高の生徒たちから誰だコイツと言っているような視線を送られる
ただそれは一年生からだけだが
二、三年生はゴニョゴニョと何か嬉しそうに話している
何が嬉しいんだか
校内に入り生徒会室めざして歩く
『…扉の色って黒やった？』
「え？黒だったけど…てかAここ来るの初めてじゃないの？」
『あー、せやな』
一回ここで陸上大会があったので校舎は見た事あるが校内は見てないもんな
て事は俺の記憶にあるのは中学の友達生徒会室ってことか
若菜は扉をノックしてから扉を開く
「失礼します」
『…失礼します』
中に入ると我高の生徒会メンバーと実高の生徒会メンバーがいた
中田(モブ男先輩)「おー、A来るの遅かったな」
『しょうがないじゃないですか…』
中田「まぁ桜木に知らされてなかったんだろ？」
『え、なんでわかって…』
中田「アイツな一緒に行きたいからっt((「中田?!」…おー、怖い怖い」
へぇ？一緒に行きたかったのね、納得納得…
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柚月(プロフ) - シトラスさん» はい！待ってます！ (2021年10月11日 19時) (
レス) id: 99a8ec3a03 (このIDを非表示/違反報告)
シトラス(プロフ) - 柚月さん» ありがとうさごいます…！更新遅いかもですがこれからも見ていただけると嬉しいです!!! (2021年10月11日 18時) (レス) id: d618249568 (このIDを非表示/違反報告)
柚月(プロフ) - すごく面白くなりそうな展開が想像できたので楽しみにしています！ (2021年10月11日 18時) (レス) id: 99a8ec3a03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シトラス | 作成日時：2021年10月11日 11時
