二話 ページ3
学年が一つ上がり、俺は2年生となった
『おー、今日で2年生じゃん』
独り言のつもりでそう言ったが兄であるオスマンが反応した
os「今日でAも2年生なんか〜」
『それを言うあなたは3年生ですけど??』
os「そうやけどさ…、自分の弟が成長しているんやで??」
『あー、ソウダネー』
os「何その棒読み…」
ちなみにオスマンは結構重症なブラコンだ
なので反応するのが結構面倒臭い
『それよりも、今年の体育祭とかってそっちと合同なんやっけ』
os「そうそう、なんか校長が勝手に決めたからな」
『はー、めんど』ﾎﾞｿｯ
os「ん？何か言った？」
『いーや、気のせい気のせい』
結構小さい声で言ったんだけどな……
もしかして地獄耳かなんかか？
いや、俺の声をよく聞き取れるシステムになってたりしてw
いや、それ結構有り得るな。
オスマンの事だし
『てかさ。オスマンって彼女いないの？』
os「……っえ？」
オスマンは手に持っていた紅茶入りのカップを落としそうになっていた
何？そんなダメな事聞いた？
てか朝から紅茶って……
os「お、居らんけど……やけど仲はええ子はいるで？」
『ふぅ〜ん？そうなんだー？』
もしかして若菜の妹だったりして
os「それを言うAは？」
『あー…』
彼女いるっつったら騒ぐよなー
ブラコンだし。
ふと時間が気になり時計を見ると針は7と11を指していた
俺が家を出る予定の時間は7時55分
丁度時間となっていた
『あっ、じ、時間だからもう行くわ!!!』
os「えっ、ちょっ、待っ」
オスマンの声を無視して家から出ていった
ちょうどいい時間帯だったわ…
家から少し歩いたところに若菜が棒立ちをしていた
『おー、若菜ー？なに棒立ちして…』
「え？あ、おはよ。」
若菜が手に持っていたのは我々高校を映しているスマホ
『……何調べてんの』
「私の妹さ、我高にいるの知ってるでしょ」
『あー。だから？』
「そうそう！」
『だからって理由でホームページ見る？』
「え、なんか気分で…」
『へー、そう。ま、取り敢えず行こ？』
「ｯうん！」
「やっぱ今日も可愛いよね!!Aは!!!!!!」
『え"っ……可愛いよりもカッコイイの方がいいんだけど…』
俺らは肩を並べて学校へと向かった
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柚月(プロフ) - シトラスさん» はい！待ってます！ (2021年10月11日 19時) (
レス) id: 99a8ec3a03 (このIDを非表示/違反報告)
シトラス(プロフ) - 柚月さん» ありがとうさごいます…！更新遅いかもですがこれからも見ていただけると嬉しいです!!! (2021年10月11日 18時) (レス) id: d618249568 (このIDを非表示/違反報告)
柚月(プロフ) - すごく面白くなりそうな展開が想像できたので楽しみにしています！ (2021年10月11日 18時) (レス) id: 99a8ec3a03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シトラス | 作成日時：2021年10月11日 11時
