とある国の幹部は観光客？ (ページ10)

今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:17,612 hit

8話ページ10

zm side

人生の中で今まで多くの訓練を受けてきたがここの国が1番キツかったわ…

そんなきつい訓練を終えて自室に戻る

部屋の中に入るとパソコンにメールが届いていた

メールの内容はこうだ

[今日レル国に宣戦布告したで]

との事だった

俺レル国の情報のことあんまり伝えてないんやけど平気なんか？
まぁ、ロボロと大先生にかかれば平気なんだろうな

パソコンとにらめっこしていると自室の扉がノックされた

ｺﾝｺﾝ
『翡翠いるか？』
zm「はい！」

隊長は俺がいるとわかったらこういった

『ちょっと話があるから俺の部屋に来てくれないか？』
zm「ぇ？あ、はい！」

少し驚いたが、隊長は俺の部屋に入ってくることなく戻って行った

しかし、なんの話なんやろな

不思議に思いながらも隊長の部屋に向かう

隊長の名前が書かれているプレートがぶら下げてある扉をノックする

ｺﾝｺﾝ
zm「翡翠です」
『入ってええよ』

中に入ると落ち着いた雰囲気の部屋だったことがわかった
それにしてもグルッぺんに似とるな

zm「どうしましたか？」
『あー、内容？』
zm「そうです」

ちょっと今主語なかったわ

『内容は単刀直入に言うが、翡翠……お前観光客だろ？』
zm「……ぇ？何故そう思うのですか？」
『そうだな…この国にはお前のように訛っているやつが少ない、というのとお前我々国の奴だろ？』

ズバリと当てられ言葉に詰まる

『まぁ別に総統に言う訳では無いし』
zm「え、じゃあなんで……」

隊長の言葉に驚く

『え、知ってるかもやけど俺観光客やし』

zm「…ｿﾚﾎﾝﾏﾀﾞｯﾀﾝｽｶ」
『え、そうだけど…何？嘘やと思ったん？』