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「そういえば太宰さんはおいくつですか？」
太宰「17歳だよ」
「あ、1つ違い！私16歳なんです」
太宰「そうだったのかい？なら敬語はなくていいよ、一緒に暮らすんだから」
「んー…」
太宰「どうしたんだい？」
「厭、17歳って大体高2だよね？それでこんな立派な家を持っててひとりくらしで怪我だらけ…太宰さん生活大丈夫なの？」
太宰「うふふ、大丈夫だよ。
だって私、マフィアの最年少幹部だもの」
へぇ、マフィアか…すごいなぁ
………ん？マフィア？てか最年少幹部といったかこの人
「…あっ、えっ…………えぇー………」
太宰「反応薄いね、というか最後のえーが何いってんだろうこの人と言いたげだったのだけど？」
「いや、だって……えぇぇ………ダメだ語彙力きえた」
なんだよこのカミングアウト…順応力高いのは自慢だったけどこれはきつい
「自 殺愛好家がマフィア幹部って…大丈夫なのか…」
太宰「君って割と非道いよね、言っておくけどマフィアの功績の半分は私の手柄だよ？
というか思ってた反応と違いすぎやしないかい？」
どんな反応を期待してたのさ…
太宰「もっとこう…悲鳴をあげて逃げるとか、畏怖の目で私を見るとか…」
「いや、ここを出てもいく宛ありませんし聞けば納得できました。それに優秀なマフィア幹部なら私程度逃さないようにするのは造作もないことかなぁと」
太宰「へぇ、やはり賢いね。流石特殊な環境化で育ってきた事はある…危機察知能力もいい感じだし」
特殊とは水中で魚を食べて生きてた数週間の事を言ってるのかな？
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作者名：荊鈴音@月猫 | 作成日時：2021年5月18日 2時
