ぬくもりにつつまれて (ページ27)

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③ ページ27

翔太side

佐「翔太〜、びっくりしたね。とりあえず呼吸は戻ったかな…。お部屋戻ろっか」

翔太「…うん、」

さっくんに抱っこでベッドに連れてってもらって、お布団をかけてもらう。

佐「お熱はないね。疲れちゃったよね。」

翔太「はあ…」

佐「寝るまでさっくんここにいるから。いったんお昼寝しよっか」

確かにすっごく疲れたから眠いかも。

…あ、そういえばさっきの看護師さん、と思ってあたりを見渡したけど、いつのまにかいなくなってた。

翔太「さっくん、」

佐「んー？なーに？」

翔太「あのね、しょーたの、知らない看護師さん、来てね？」

佐「うん」

翔太「こわか、っ、た」

佐「あらら、思い出したら泣けてきちゃった？」

翔太「…うん、っ」

佐「そっかそっか、こわかったよねぇ、ごめんね」

翔太「でも、ね、たすけてくれたよ？」

佐「……そっか。看護師さん、翔太のこと助けてくれたのね。」

翔太「あのね、すぐにね、さっくん、呼んで…くれて…ね…？」

むりだ、、ねむい、、

さっくんがトントンしてくれるのが心地よくて、
お話してる途中だったけど、

いつのまにか安心して眠っていた。