ゲーム開始 ページ22
ハンター…いないかな。
周りをキョロキョロと見渡すがいる様子はない
本来ここは弱ポジ。でも乗り越えも移動も早い私にはハンターが追いつけない強ポジになる
さらに内在人格は39に振ってるからチェイス特化型だ
できれば来てほしいんだけどな…
しかたない。解読しよう。
解読を始めてすぐ、寒気を感じて後ろを向く
奴が来た!
ソフィア[ハンターが近くにいる!]
ウィラ[解読に集中して!]
フィオナ[解読に集中して!]
みんなのいる位置はそんなに近くないから大丈夫そうだ
『ゼロって言ったっけ…あんた、なんなの?』
「ワタシハ ニンムヲ スイコウ スルダケ 」
『その任務って何よー』
「ナワーブ サベダー」
『え?』
「イライ クラーク」
何よ突然名前いいだして…
「ノートン キャンベル」
「イソップ カール」
「ヨニンヲ ツレテ カエル 」
『は?』
「ソシテ ショウエンハ ツブス」
『へぇ…』
「ワタシハ ニンムヲ スイコウ スルダケ」
『…そう』
「ワタシハ ゼロ 」
『あんたってさ、神様なの?』
「ワタシハ ゼロ」
『見た目的に悪魔っぽいけど』
「ワタシハ カミダッタ」
『まじかw人殺ろうとしてるけど神だったんだ』
「ワタシハ ニンムヲ」
『何度も聞いたよそれ』
「ワタシハ」
『いい加減にしたら?』
自慢の怪力で板を当てる
板スタンが短いから本来当てるべきじゃないんだけどね…
『4人は渡さないよ』
「カエサナイ」
『当ててあげよっか?あんたの未来』
ソフィア[解読に集中して!]
『通電し、あんたは消滅する』
短いながらももう1度板を当てる
通電に合わせて。
赤くなる目を見ながら遠くのポジションへと移動する
遠目からハンターを見ていると瞬間移動して片方のゲートに行った
そこは私が走っていった方向のゲートだった
そんな愚直に行くわけないでしょ?
仲間は全員
反対側♡
イライ「あぁよかった…」
ウィラ「ソ…ソフィア」
ウィラが泣きそうな顔をしている
ソフィア「ほら、出るまでがゲームよ?早く出ましょ」
こくんといつになく幼い面影を残したウィラがうなずく
荘園に帰るまでの道の途中
ナワーブを拾って帰った
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こなつ(プロフ) - すっごく面白かったです…!!幸せな気持ちにさせてくれてありがとうございました!! (2022年8月6日 21時) (レス) @page40 id: 0e265eac7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴 | 作成日時:2019年7月25日 14時