32話 ページ37
・
家庭訪問の前日
父親が帰ってきた。
私を刺したことを忘れているのだろうか…。気にもとめていない。
父「雄英で寮にうつる話をされるんだろう。」
鈴『うん…。』
父「先に言うが駄目に決まっているだろう。」
鈴『っっ！！！！』
父「当たり前だろう。俺はもともと雄英に通うのは反対だ。今回の件はとても都合がいい。
そうだな、娘が心配なので雄英を退学させます。とでも言っておくか。」
腹がたった。
鈴『嫌！！！』
………。
父「…はぁ？」
っ……。まただ。
父「俺の言うことが聞けないのか、」
父はゆらりとこちらに近づいてくる。今父が刃物は持っていないだろうけど…
父「言うことを聞かせてやる。」
父は右手を振り上げる。それは思いっきり私の顔にあたった。
鈴『いった…。』
そうやって、よろけて見せた。
すると父は思惑通り次の一撃を出そうとする。
が、私にとっては好都合だ。
父「っんな……！！！！！」
緑谷君のを応用させてもらった。一撃目は早くて私は対応できない。だからニ撃目でガンヘッドさんのところで習った体術と組み合わせて父を撃退したのだ。
そして私はキッチンから包丁を持ってきて、まだ倒れている父の顔に突き出し、
鈴『私は雄英に通う。寮に入る！！』
父「っ…………………。勝手にしろ。」
そういうと父は立ち上がり、家を出ていった。
鈴『っはぁ…………。』
相澤先生といるのとはまた違った緊張感。正直失敗したら殺されるのかとおもっていた。
そして明日は相澤先生がくる。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 180人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
流 - コメントの返し方やっとわかりました…。ヤクザな猫(ΦωΦ)さん、零さんありがとうございます！！ (2018年7月27日 11時) (
レス) id: 63c3487d07 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 質問、この小説は誰得ですか？答え、私得です（真顔）作者様最高...ありがとうございます、読んで悶えてます…好き((( (2018年7月26日 22時) (レス) id: b45513d85e (このIDを非表示/違反報告)
ヤクザな猫(ФωΦ) - 面白い！！頑張ってニャ〜♪ (2018年5月6日 20時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：流 | 作成日時：2018年3月18日 10時
