�� ページ8
翔太side
翔太「…んぁっ」
ぱっと目を開ける。
まただ。たぶん全然寝てない。もうこれ何回目…
でも
A「やっぱり5分くらいで起きちゃうね」
毛布を掛け直してくれるけれど、
…どうしよう。やっぱりAちゃんに言われたとおりベッドで寝た方がラクかな。
回らない頭で一生懸命考えて、自分でもしょーたワガママだなって思ったけど
翔太「…べ、、ど」
そう言ったら、すぐに「そうしようね」ってベッドに寝かせてくれて、布団もかけてくれた。優しいよぉ…。
A「私もあと15分くらいここにいることになってるし、次はさっくん来てくれることになってるから。」
翔太「ん…」
さっくん来てくれる頃には点滴効いてほしいなぁ、って考えながらも、もう自然に閉じちゃうくらい重たいまぶた。
さっきお鼻の検査のあとに手をにぎってくれたのがすっごく安心したのを思い出して、手を少し布団から出した。
もう抱っこもおてても恥ずかしいとかまったくなくて、とにかく誰かにぎゅーってしてほしい。
そのまま待ってたらふわって手が包まれて、またさっきと同じ安心が広がる。
A「おやすみ。」
そう言われたのを微かに遠くに感じながら、あ、今度はちゃんと眠れそうって思って、、
翔太「ふわぁ…」
佐「あ、起きたかな？」
目を開けると、さっきよりはっきりした頭と、軽くなった気がする身体。
それに感動して、もごもごと布団の中で動いてみる。
…やっぱりちょっと治ってる！！
佐「にゃは、さっきよりずいぶん顔色よくなったね。」
…点滴ってすごーい！はやーい！
感動してたら、いつの間にか体温計を挟まれていた。
音がなって、体温計をとったさっくんがぱっと笑顔になる。
佐「お、やっぱり少し下がってるぞ！よかったよかった」
やったぁ、って気持ちで手を伸ばしたら、ぎゅーってしてくれて髪の毛をわしゃわしゃされた。
小さい頃からしてくれていたことだから、さっくんのわしゃわしゃはすっごく安心する。
佐「水分摂ろうね。」
さっくんが身体をゆっくり起こしてくれた。
翔太「ここ来て〜」
佐「えー？」
ぽんぽんとベッドを叩くとベッドに腰掛けてくれたさっくん。
さっくんにもたれるようにしてると、
佐「はい、お口開けて？ストローちゅーってしてごらん？」
褒めてほしくて頑張って飲んだら、またわしゃわしゃってしてくれた。
・
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シルク(プロフ) - えなさん» こちらこそいつもありがとうございます^_^ またリクエストくださって嬉しいです。リクエスト承知いたしました！ (3月8日 12時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - いつもお話楽しみに待っています！リクエストなのですが、主人公が同僚たちとうまくいってなかったり仕事もうまくいかなかったりして元気がない日が続いてそれにしょっぴーが気づいて癒してあげる的なお話が見たいです！ (3月7日 17時) (レス) id: 2ee6bfb48d (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» ご感想ありがとうございます！練られているだなんて嬉しいです…！なんだかいつも長くなってしまって、冗長かな…と悩んでいたので救われました🥲 こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします！ (3月7日 11時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - リクエスト書いて下さりありがとうございました！どのお話も内容が練られていて凄く面白いです！これからも作者様のペースで頑張ってください！楽しみにしています！ (3月6日 22時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - ぷさん» ご感想書いて頂いてありがとうございます！沁みるお言葉たくさん…嬉しいです🥹私も書いててとても楽しかったです。こちらこそリクエストありがとうございました！ (3月3日 10時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月22日 21時
