�� ページ6
翔太side
点滴を入れられて、舘先生がいっぱい褒めてくれて嬉しくて、、気づいたら寝てたらしい。
ふと目を開けると、まだ点滴が刺さっていて短い時間しか寝てなかったんだなって自分でわかった。
…あれ、そういえば誰もいない！？
焦って部屋を見渡したら、窓際の椅子にちゃんとAちゃんがいたからほっとした。
でも、パソコンをもってきていて、真剣に何か読んでるからしょーたのことは気づいてない。
それにしても身体があつくて、だるくて、重くて、、本当にインフルエンザってつらい。
寝てもすぐ覚めちゃって、そう言えば変な夢みたなって思って、また寝て、起きて、変な夢見たな…、のくり返し。
そしてどれだけ寝ても身体は、重たいまま。
先生たちが治してくれるってわかっていても、ほんとに大丈夫になるかなって不安になっちゃう…。
こうしてベッドに一人で寝ていると余計に心配で、どんどん体の調子が悪くなっている気さえする。
……ねぇ、抱っこしてほしいよぉ、、
そう思いながらふとぶらさがっている点滴を見れば、もうすぐ終わるところだった。
A「あれ、起きてた？」
いつの間にかベッド際まで歩いてきたAちゃん。そのままじっとしててねって言われて、点滴を抜かれた。
…たしかにAちゃんがさっき言ったとおり、ベッドの方がラクな気はするけれど、誰かと一緒にいないと怖いくらい体が変。
そのくらい頭はふわふわしてるし、身体もぞわぞわしている。
いつものしょーたじゃないみたいで、この感じ、すっごくやだ。
翔太「…、、こ」
声をふり絞ったつもりだったけれど、すっごく小さくてかすれた声になっちゃった。
点滴を片付けてるAちゃんに向かって頑張ってもう一回。
翔太「…、、っこ」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 905人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シルク(プロフ) - えなさん» こちらこそいつもありがとうございます^_^ またリクエストくださって嬉しいです。リクエスト承知いたしました！ (3月8日 12時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - いつもお話楽しみに待っています！リクエストなのですが、主人公が同僚たちとうまくいってなかったり仕事もうまくいかなかったりして元気がない日が続いてそれにしょっぴーが気づいて癒してあげる的なお話が見たいです！ (3月7日 17時) (レス) id: 2ee6bfb48d (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» ご感想ありがとうございます！練られているだなんて嬉しいです…！なんだかいつも長くなってしまって、冗長かな…と悩んでいたので救われました🥲 こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします！ (3月7日 11時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - リクエスト書いて下さりありがとうございました！どのお話も内容が練られていて凄く面白いです！これからも作者様のペースで頑張ってください！楽しみにしています！ (3月6日 22時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - ぷさん» ご感想書いて頂いてありがとうございます！沁みるお言葉たくさん…嬉しいです🥹私も書いててとても楽しかったです。こちらこそリクエストありがとうございました！ (3月3日 10時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シルク | 作成日時：2024年2月22日 21時
