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深澤side
その日の夕方。そろそろさくら組もホテルに到着しているだろうという時間に翔太の部屋へ。
深「入るよ〜」
結局カレーを食べたあともぐずぐずして、仕方なくカウンセリングルームに行って照と遊ばせたけど、
部屋に帰ればシュンとしちゃってる。
そんな翔太のベッドの横にスツールを引き寄せて目をあわせた。
翔太「…ん？」
深「翔太。特別にお電話させてあげる。」
そう言うと、たらんとしていた目が急にぱっちりと開いた。
翔太「えっ、ほんと？」
深「その代わり、Aちゃんたちは明日に大事な発表があるから、ちょっとの時間だけだよ？」
翔太「…うん、うんっ、いい。」
深「Aちゃんも美桜ちゃんも忙しいからね。お電話始まったら、ちゃんとお話するって約束できる？」
翔太「するっ、できる。」
まっすぐ俺の目を見て頷く翔太。
よしよし、と頭を撫でて携帯を取り出した。
・
・
・
Aside
久々の移動に疲れたけれど、予定通りの時間にホテルに到着した。
美桜と別れてそれぞれの部屋に入り、息をつく。
ジャケットをハンガーにかけ、荷物の整理をして…
移動中は日頃の疲れがあって睡眠にあてたから、夕食の前に明日の最終確認だけしておこうかなとタブレットを起動させた。
♪〜〜
ん？
バッグの中で携帯が鳴っている。慌てて取り出すと
A「えっ？深澤先生！？」
まさかの着信相手に一瞬思考が停止。
なんか、、あったっけ。
ちょっと不安になりながら姿勢を正して電話に出る。
深『んあ、おつかれーぃ。急にごめんな』
…いつも通りの声。
緊急ではなさそうで内心ほっとした。
深『今、大丈夫？』
A「はい、大丈夫です」
深『実はさ、翔太がね、お話したいことがあるんだって。今から代わっていい？』
A「えっ、あ、はい。もちろん。」
待っていると数秒間の沈黙ののち、電話の向こうでガサガサと音がして……
『もしもしぃ…？』
電話を通した、いつもより少し高い翔太くんの声。
A「もしもし。翔太くん？」
翔太『…ん、Aちゃん？』
A「そうだよ〜。どうしたの？」
翔太『あの、…あのね、、』
A「うん」
翔太『…あのね、今日、、ごめん』
A「…んえっ？」
まさか謝られるとは思っていなかったからびっくりした。
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シルク(プロフ) - えなさん» こちらこそいつもありがとうございます^_^ またリクエストくださって嬉しいです。リクエスト承知いたしました！ (3月8日 12時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - いつもお話楽しみに待っています！リクエストなのですが、主人公が同僚たちとうまくいってなかったり仕事もうまくいかなかったりして元気がない日が続いてそれにしょっぴーが気づいて癒してあげる的なお話が見たいです！ (3月7日 17時) (レス) id: 2ee6bfb48d (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» ご感想ありがとうございます！練られているだなんて嬉しいです…！なんだかいつも長くなってしまって、冗長かな…と悩んでいたので救われました🥲 こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします！ (3月7日 11時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - リクエスト書いて下さりありがとうございました！どのお話も内容が練られていて凄く面白いです！これからも作者様のペースで頑張ってください！楽しみにしています！ (3月6日 22時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - ぷさん» ご感想書いて頂いてありがとうございます！沁みるお言葉たくさん…嬉しいです🥹私も書いててとても楽しかったです。こちらこそリクエストありがとうございました！ (3月3日 10時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月22日 21時
