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翔太side
阿「…じゃあ今からお薬入れようね。ちょっと身体が熱くなるよ」
ここが一番この検査の嫌いなところ。
いつもより針が太いから痛いんだもん。身体がカッと熱くなるのも嫌。
翔太「…やだぁ、やだ、」
深「うんうん、ちょっと頑張ろうな」
阿部ちゃんが注射器を用意してAちゃんとふっか先生にいつもより少ししっかりと身体を固定された。
なんとなくAちゃんのほうを見られなくて、ふっか先生の方に顔を向ける。
阿「はい、チクっとするね」
翔太「んんー、やだぁっ、」
…ったいぃ、
いつもよりも何倍もの痛みが走って、そのあとそこから薬が身体にスーッと入ってくるのを感じる。
A「頑張れてるよ、上手」
深「あとちょっとだからね」
翔太「や、だ、やだ、」
阿「はい、おっけい。一番嫌なところ終わったからね」
身体が熱くなって、あとは機械で写真を撮ってもらうだけ。
深「はい、先生の相図に合わせて呼吸してね」
機械の中に入るときはドキドキするけど…、時間はかからないから何とか頑張れる。
そして…
深「おしまいだよ〜！がんばったぁ！」
阿「おつかれさま〜」
A「おつかれさま〜」
翔太「んんー、、」
やっと検査が終わってようやくほっとする。
検査の時間自体は短いけど、何日も前からドキドキしてるから、すごく長くかかった気分。
A「頑張ったね」
翔太「…」
阿「よし、お部屋戻ろうね」
検査が終わってからも何となくAちゃんのほうは見られなくて。
せっかく褒めてくれたけれど、それにも反応せず…
そのまま阿部ちゃんとお部屋に戻った。
…どうしよ。
謝るどころか、冷たくしちゃうのはなんでだろう。
…こんなんじゃだめってわかってるのに…。
翔太「…ハァ、」
お部屋につくなり、検査が終わったこととAちゃんのことと…頭がごちゃごちゃして自然とため息が漏れる。
阿「昨日から検査あるの緊張してたもんね。休みな？」
そう言われていつのまにか目を瞑っていて…次に目が覚めたときはお昼ご飯の時間もすっかり過ぎていた。
手の真横にナースコールが置かれていたから、起きたら鳴らしてねってことかなと思ってボタンを押すと、
深「おはよぉ、起きたね」
ふにゃっと笑いかけて部屋に入ってきたふっか先生。
深「寝たまんまでいいよ」
そう言いながら聴診器を滑り込まされた。
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シルク(プロフ) - えなさん» こちらこそいつもありがとうございます^_^ またリクエストくださって嬉しいです。リクエスト承知いたしました！ (3月8日 12時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - いつもお話楽しみに待っています！リクエストなのですが、主人公が同僚たちとうまくいってなかったり仕事もうまくいかなかったりして元気がない日が続いてそれにしょっぴーが気づいて癒してあげる的なお話が見たいです！ (3月7日 17時) (レス) id: 2ee6bfb48d (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» ご感想ありがとうございます！練られているだなんて嬉しいです…！なんだかいつも長くなってしまって、冗長かな…と悩んでいたので救われました🥲 こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします！ (3月7日 11時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - リクエスト書いて下さりありがとうございました！どのお話も内容が練られていて凄く面白いです！これからも作者様のペースで頑張ってください！楽しみにしています！ (3月6日 22時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - ぷさん» ご感想書いて頂いてありがとうございます！沁みるお言葉たくさん…嬉しいです🥹私も書いててとても楽しかったです。こちらこそリクエストありがとうございました！ (3月3日 10時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月22日 21時
