�� ページ37
深澤side
とにかくどんよりとしてしまっている翔太。
とりあえず着替えないことには気分も回復しないよね。
深「誰かもう一人だけ看護師さん呼んでお手伝いしてもらってもいい？」
少し考え込んだ末、出した答えは…
翔太「あべちゃん…」
深「了解」
阿部ちゃんに連絡すればすぐに着替えやシーツやタオルをもってきてくれた。
阿「ベッド整えるね」
深「よし、翔太はこっちおいで」
阿部ちゃんにシーツを交換してもらってる間に、俺は翔太を部屋の洗面所につれていってパパッと着替えさせる。
深「はいおっけい」
翔太「…ありがと」
深「全然ー」
洗面所から出れば、きれいに交換されて元通りのベッド。
阿部ちゃんも翔太の気持ちに配慮してくれたみたいで、もう部屋からいなくなっていた。
深「ついでに朝の診察させて？」
毎日忙しいから、できるだけ効率的に動きたいんだよね。わら
特に問題なさそうだったから一安心。
…なんだけど
深「…どーしたの、そんな顔して。」
検査が嫌っていうのはわかるんだけど、それ以外になんか抱えている感じがした。
深「んもー、どうしたぁ」
やわらかいほっぺをむにむに。
翔太「ん〜、やめてってばぁ」
深「だって体調問題ないのに元気ないもん。」
翔太「しょーた、、言い方、間違えたから…」
深「ん？」
よくよく話を聞いてみれば
翔太「Aちゃんに、恥ずかしくて、、やだって言っちゃった、どうしよ」
…なんともかわいらしいお悩みだった。
たしかに、Aちゃんも落ち込んでいたから、結構強めに言っちゃった感じなのかな。
深「誰でも間違えることはあるでしょ？でもそれに気づけたんだから偉いじゃん。大事なのはごめんねって言うことじゃない？」
翔太「…」
うつむいてしまった翔太。
まあ、今回の場合はね…まあ状況が状況だったし、仕方ないのかな。
これだけ自分で反省してるなら、もう繰り返さないだろうし。
そう思って
深「…どうしても恥ずかしいなら、今度Aちゃんに会ったらいつも通りお話してあげるだけでも今回はいいと思うよ。」
って付け足した。
だけど返ってきたのは意外な言葉。
翔太「…謝らないのは違うと思う。」
深「…そっか。」
一応出した助け船に簡単に乗らず、謝らないといけないって判断できる子に育ってくれたことに嬉しさを感じた。
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シルク(プロフ) - えなさん» こちらこそいつもありがとうございます^_^ またリクエストくださって嬉しいです。リクエスト承知いたしました！ (3月8日 12時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - いつもお話楽しみに待っています！リクエストなのですが、主人公が同僚たちとうまくいってなかったり仕事もうまくいかなかったりして元気がない日が続いてそれにしょっぴーが気づいて癒してあげる的なお話が見たいです！ (3月7日 17時) (レス) id: 2ee6bfb48d (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» ご感想ありがとうございます！練られているだなんて嬉しいです…！なんだかいつも長くなってしまって、冗長かな…と悩んでいたので救われました🥲 こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします！ (3月7日 11時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - リクエスト書いて下さりありがとうございました！どのお話も内容が練られていて凄く面白いです！これからも作者様のペースで頑張ってください！楽しみにしています！ (3月6日 22時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - ぷさん» ご感想書いて頂いてありがとうございます！沁みるお言葉たくさん…嬉しいです🥹私も書いててとても楽しかったです。こちらこそリクエストありがとうございました！ (3月3日 10時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月22日 21時
