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Aside
そして翌日。
検査キットをもって宮舘先生と808へ。
いつもは大好きな舘先生なのに、今日は部屋に入るだけでギャン泣き。
されることがわかっているらしい。…今日に限って察しがいい。
翔太「やだー！お鼻やらないっ、ぎゃーっ！」
とりあえずスツールに座らせたけれど、本当に熱があるのってくらい全身で暴れるから大変。
A・宮「「もう一人ヘルプ…」」
先生とハモって、顔を見合わせて苦笑い。
私が携帯を取り出すと、
向「大丈夫ですかー？」
ちょうどタイミングよく廊下を通りかかったらしい向井くんが、泣き声を聞きつけて様子を見に来てくれた。
宮「助かった！今から検査するからさ」
向「おけおけ。どうしよ？」
宮「そうだな…Aちゃん、膝にのせてスツール座ってくれる？」
向「じゃあ俺、お顔支えるな」
そうしている間にも
翔太「うーあ！やだぁ、しょーたやだのっ、あっち行ってぇ、、」
ずっと泣いてる翔太くん。
A「ここにおいで、っと。」
軽くて華奢な身体を抱き上げてそのまま座り、申し訳ないけれどがっちり固定させてもらう。
翔太「やだっ、やーだっ！離してってば！！」
宮「5個数えたらおしまいね。いち、にぃ、さん」
翔太「ぅぁー！いやぁぁ！！、」
宮「…はい、頑張りました〜」
向「そんな泣いたら可愛いお顔が台無しやん？」
無理矢理されたことが不服だったのか、熱がつらいのか、はたまた両方なのか。
もう鼻と涙でぐしゃぐしゃなお顔を向井くんが優しく拭いた。
翔太「あーぅう！やぁあ」
宮「Aちゃん。ごーめんけど、、検査結果出るまでの間、翔太のことお願いしちゃっていい？」
本当の小さい子みたいな泣きように、半分笑っちゃってる宮舘先生。
先生たちが部屋を出れば、検査が終わった実感が湧いたのか、ちょっと泣き方が静かになったけど、今度はすね始める。
翔太「ねぇいたかった、、」
A「痛かったよねぇ。頑張ったね」
椅子から立ち上がってそのままベッドに降ろそうとすると、着ていたカーディガンをきゅっと掴まれる。
翔太「だっこして、だっこ…」
普段は照れ屋さんでツンツンしてる日は多いし、甘えることはあってもこんなにはっきりと抱っこをせがむことってない。
不憫だけどちょっとかわいいなと思ってしまった。
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シルク(プロフ) - えなさん» こちらこそいつもありがとうございます^_^ またリクエストくださって嬉しいです。リクエスト承知いたしました！ (3月8日 12時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - いつもお話楽しみに待っています！リクエストなのですが、主人公が同僚たちとうまくいってなかったり仕事もうまくいかなかったりして元気がない日が続いてそれにしょっぴーが気づいて癒してあげる的なお話が見たいです！ (3月7日 17時) (レス) id: 2ee6bfb48d (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» ご感想ありがとうございます！練られているだなんて嬉しいです…！なんだかいつも長くなってしまって、冗長かな…と悩んでいたので救われました🥲 こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします！ (3月7日 11時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - リクエスト書いて下さりありがとうございました！どのお話も内容が練られていて凄く面白いです！これからも作者様のペースで頑張ってください！楽しみにしています！ (3月6日 22時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - ぷさん» ご感想書いて頂いてありがとうございます！沁みるお言葉たくさん…嬉しいです🥹私も書いててとても楽しかったです。こちらこそリクエストありがとうございました！ (3月3日 10時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月22日 21時
