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Aside
♪〜
佐「〇〇くんどうした〜…はいはい、おりがみね〜」
♪〜
美桜「はーい？…、プレイルーム！？」
色んな部屋から頻回に鳴るナースコール。
おりがみが完成したとか、プレイルーム行きたい！なんていう可愛いリクエストで鳴らす子もいるからね…(笑)
そういうリクエストに交じって、インフルエンザや持病で本当に体調の悪い子からのコールも当然あるから、毎度コールをとるときは少しどきっとする。
♪〜
また鳴った、と思って確認すれば翔太くんの部屋。
胃腸炎もほぼ治った翔太くんは、幼児退行の影響で、おんぶしてほしいだの、ご飯を食べさせてほしいだのちょっとしたお願いごとが多かった。
今回は何かな〜と思いながらコールをとると。
翔太『…ぅう、ｸﾞｽｯ、あたま、、ぃたい、』
…まさかの本当に体調が悪いほうだった。しかも泣いてる。
急いで部屋に向かうと、翔太くんはベッドの中で頭を押さえて布団の中で丸まっていた。
A「ちょっとこっちの腕もらうね」
翔太「んー！！うぅ〜、、やだやだ」
普段は上手にできているのに、今日は色々機械をつけて血圧や脈拍を測るあいだも怖がって泣いてる。
幼くなっているからかいつもより泣き方も激しくて、お顔がぐしゃぐしゃだからティッシュで拭いてあげたけれど、どんどん新しい涙が出てきちゃう。
ああ〜、指しゃぶりも始まっちゃった。
A「熱測るよ」
少しだけ布団をまくると
翔太「やだぁ、さむ、い」
布団を引き寄せようとする。身体に触れると温かい、いや…すごく熱い。
ちょっと我慢してもらって熱を測れば、体温計が示した数字は38.5℃。
寒いって言ってるし、これはまだ上がるやつ。とりあえずエアコンの温度を上げた。
翔太くんをなだめつつ先生を呼ぶと、すぐに宮舘先生が診察してくれた。
宮「……ん、呼吸のほうはクリアだね。肺炎は大丈夫だけどインフル怪しいかも」
A「病棟でも流行ってるし可能性高いですよね」
宮「とりあえずここの時間にしよっか」
症状が出始めてから時間が経過しないと検査ができないから、明日の午前中に検査を入れることになった。
宮「せっかくこの前お腹が治ったのに辛いねぇ…次は退行とインフルのコラボレーションですか？」
先生が頭をそっとなでれば、翔太くんは甘えるように先生の腕をぎゅっと掴んだ。
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シルク(プロフ) - えなさん» こちらこそいつもありがとうございます^_^ またリクエストくださって嬉しいです。リクエスト承知いたしました！ (3月8日 12時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - いつもお話楽しみに待っています！リクエストなのですが、主人公が同僚たちとうまくいってなかったり仕事もうまくいかなかったりして元気がない日が続いてそれにしょっぴーが気づいて癒してあげる的なお話が見たいです！ (3月7日 17時) (レス) id: 2ee6bfb48d (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» ご感想ありがとうございます！練られているだなんて嬉しいです…！なんだかいつも長くなってしまって、冗長かな…と悩んでいたので救われました🥲 こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします！ (3月7日 11時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - リクエスト書いて下さりありがとうございました！どのお話も内容が練られていて凄く面白いです！これからも作者様のペースで頑張ってください！楽しみにしています！ (3月6日 22時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - ぷさん» ご感想書いて頂いてありがとうございます！沁みるお言葉たくさん…嬉しいです🥹私も書いててとても楽しかったです。こちらこそリクエストありがとうございました！ (3月3日 10時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月22日 21時
