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Aside
部屋に到着すると、翔太くんはベッドの上で、ペタンと座り込んでいた。
あらら、結構派手に戻しちゃったね。
おもちゃやひらがなのドリルは咄嗟に自分で顔を避けたのかセーフだけど…シーツとパジャマは完全に汚れてしまっている。
A「気持ち悪かったね、一回お口ゆすごうか」
すると、もう一度背中が波打って前かがみになる身体。
A「あ、また出るかな」
ガーグルベースンをあてがうと、
翔太「…っ、こぽこぽっ、」
出てきたのはまさかの胃液。
A「いいよ、全部出していいからね」
翔太「げほ、、おぇ…、」
もう終わりかな、と思うと、間隔を空けてちょろちょろと吐き出される。
翔太「……こぽっ、ｸﾞｽｯ」
なかなか治まらない不快感に半泣き状態の翔太くん。力なくベッドについた手。
ガーグルベースンを片手に持ち替えて、もう片方で背中をさすってあげる。
A「しんどいね、大丈夫大丈夫。」
翔太「…んー、、ｸﾞｽｯ、…こぽっ、おぇ、」
そうしていると、扉が開いて、宮舘先生が駆け込んできた。
宮「うわ、これはしんどかったね」
翔太「ﾋｸっ、……、」
ようやく治まった吐き気。
目黒くんも新しいシーツと着替えをもってきてくれたから、
宮舘先生が口をゆすがせている間に目黒くんと協力して後処理とシーツの交換を済ませる。
宮「お着替えの前に一瞬ごめんね」
そう言って聴診器をあてがうと、一瞬ぴくっとしたけど大人しくしている。
宮「薬入れようか、着替えるついでに座薬でいれちゃおう。」
目「はい、こっち向いて〜」
泣き声をあげることもぐずることもなく、されるがままに体制を整えて、
翔太「……」
宮「一緒にフーってしてね？せーの、」
翔太「ﾌーー、」
こんなスムーズに座薬入れさせてくれる子どもはなかなかいないよ…。
宮「はい、上手でした。これでラクになるからね」
翔太「あり、がと…」
目「…うん。そんなのいいんだよ？」
A「頑張った、がんばった…」
ほんのり涙目の翔太くんを撫でると、強張っていた表情を少し緩めてくれた。
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シルク(プロフ) - 蒼音さん» ご感想書いていただいてありがとうございます！幸せだなんて、そう言って頂ける私のほうが幸せです^_^ 私もリクエスト頂いて書くのは楽しくて新鮮なので、また思いついたら教えてくださいね♪ (2月21日 14時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
蒼音(プロフ) - こんばんは！リクエストしたお話書いていただき、ありがとうございました！甘いものを一緒に選ぶ2人、とても可愛いんだろうなぁと想像できます！大好きな2人のお話が読めて幸せです！リクエスト募集していれば、また思いついた際、リクエストしてもよろしいでしょうか？ (2月20日 21時) (レス) id: d6288aee15 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» お返事ありがとうございます！了解いたしました^_^ (2月16日 21時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - シルクさん» そうです！💙くんです！初期の頃みたいに距離出来ちゃってみたいなイメージでした！伝わりづらくてすみません…よろしくお願いします！ (2月16日 20時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» 嫌われちゃったかもと落ち込むのは、主人公ではなく、💙くんで間違いないでしょうか？？ (2月15日 23時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月3日 20時
