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宮舘side
海へ行ったメンバーが帰り、キッチンの片づけも済み、ゆったりとした時間が流れる。
翔太はというと、ソファには座りたがらず、あぐらをかいた照の脚の中にすっぽりと収まっている。
遊び疲れたのか、俺らの談笑を聞きながらも、あくびを一つ。
佐「にゃは、眠くなってきた？」
翔太「ん〜」
ラウ「そろそろお風呂入る？」
時計を見上げると、大人の俺らにとってはまだ早い時間。
でも、翔太にとっては寝る時間とか病院と同じリズムのほうがいいもんね。
お風呂の前に診察しようと思って、カバンの中から聴診器を取り出してくると、それに気づいた翔太が一瞬顔をしかめる。
阿「きっとね、元気だから大丈夫。念の為ね。」
阿部が声をかけて、照がうまく身体の向きを整えてくれる。
宮「これ終わったらお風呂だからね」
やっぱりお風呂には入りたいみたいで、意外とすんなり診察に協力してくれた。
体調は……ばっちり良好。
今日のために、何日も前からふっかと頑張って薬を調節した甲斐があった。
佐「よし！俺と入ろうぜぃ」
翔太「うん！」
切り込み隊長が、一番風呂を買って出てくれた。
残された俺らは、布団の準備に取り掛かる。
ラウ「提案なんだけど、そこの和室にみんなで寝るとかどう？」
阿「あー、確かにぎゅうぎゅうに詰めれば６枚敷けるか」
人を家に呼ぶのは好きなほうだから(といってもくるのはいつものメンバーだけだけど)、幸い来客用の布団はそろってる。
試しに奥と手前に３つずつ敷いてみると、なんとか6枚の布団が収まった。
宮「修学旅行思い出すね」
ラウ「俺しょっぴーの隣がいい！」
岩「えー、それはさ、翔太に決めさせたほうが面白くない？」
阿「翔太が真ん中に寝るとすれば、隣は２枠か。」
２枠をかけた戦いは翔太に託されたけど…
翔太「別に誰でもいいけど。しょーたすみっこでもいいし。」
本人が意外とあっさりしているパターン、というオチに笑うしかない俺ら。
岩「俺らだけ盛り上がってるみたいで恥ずかしいんだけど(笑)」
佐「翔太指名してよ〜」
翔太「えー、じゃあ選ぶ。そーだな…」
ぐるりと自分を取り囲む5人を見回して、翔太が出した答えは…
ラウ「やったぁ〜！！」
阿「ありがと翔太〜」
…俺は選ばれるかも、なんてちょっと自信あったのはナイショね。
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シルク(プロフ) - 蒼音さん» ご感想書いていただいてありがとうございます！幸せだなんて、そう言って頂ける私のほうが幸せです^_^ 私もリクエスト頂いて書くのは楽しくて新鮮なので、また思いついたら教えてくださいね♪ (2月21日 14時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
蒼音(プロフ) - こんばんは！リクエストしたお話書いていただき、ありがとうございました！甘いものを一緒に選ぶ2人、とても可愛いんだろうなぁと想像できます！大好きな2人のお話が読めて幸せです！リクエスト募集していれば、また思いついた際、リクエストしてもよろしいでしょうか？ (2月20日 21時) (レス) id: d6288aee15 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» お返事ありがとうございます！了解いたしました^_^ (2月16日 21時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - シルクさん» そうです！💙くんです！初期の頃みたいに距離出来ちゃってみたいなイメージでした！伝わりづらくてすみません…よろしくお願いします！ (2月16日 20時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» 嫌われちゃったかもと落ち込むのは、主人公ではなく、💙くんで間違いないでしょうか？？ (2月15日 23時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月3日 20時
