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Aside
帰りは目黒くんが運転してくれて、高速を降りてからは美桜に交代した。あとは下道を走って宮舘先生のおうちに向かうのみ。
こういう日の時間は経過するのが本当に早いもので、夕日が町並みを照らしている。
用意のいい美桜がもってきたブランケットにくるまって、翔太くんはぐっすり眠っている。その隣で深澤先生も爆睡。
…平気そうに見せてるけど、相当ご多忙だからね。
一番後ろに座った向井くんと目黒くんは私たちに気を遣って起きてたけど、運転交代した意味がないから寝なさいと言ったら、しばらくして寝息をたて始めた。
美桜「いい時間だったよね」
A「ほんとね」
みんなを起こさないように、小声で美桜と会話を交わしながら、ついさっきまでいた海での光景を思い浮かべる。
海に行ったのは私もかれこれ何年ぶりかだったから、リフレッシュになった。
翔太くんはもちろんだけど、大人もみんな楽しそうで。その空間を眺めているだけで幸せになったなあ。
そんなことを考えているとカバンの中で携帯が鳴った。
専属メンバーのグループメール。
ラウ〈合流メンバー5人、買い出し済ませて舘さん家つきましたー！〉
A〈こちらもあと15分くらいです！〉
佐〈おっけー！〉
美桜「あ、起きたかも。」
ミラー越しに後部座席を見た美桜が呟く。
後ろでもぞもぞと動く音がしたから振り返ると、目覚めた翔太くんと目があった。
一瞬困惑したようにきょろきょろをあたりを見渡す。
たぶんいつもの病室じゃないからだね(笑)
A「もう先生のおうちに着くよ」
翔太「んぅー」
ぱちぱちと瞬きをして完全に目覚めたらしい翔太くんは、隣や後ろを見渡して少し笑った。
翔太「…みんな寝てんの」
A「そうなの。みんな寝てる」
翔太「Aちゃんお茶ほしい」
A「はいはーい」
キャップを少し緩めたペットボトルを渡した。
翔太「ありがと」
深「んあ、、あれ、俺寝てたー、ごめーん」
人が動く気配で目覚めたのか、伸びをして深澤先生が目をこする。
翔太「もうすぐ着くって」
深「ほんとだ、見慣れた景色になってるー運転うまいからぐっすり寝ちった」
さらっとそういうこと言うからナースからモテるんだよ…。
美桜「ありがとうございます、恐縮です…。この辺だと思うんですけどー」
深「この角右に曲がって？でぇ、あそこに見えてる突き当りのマンション。」
見えていたのはモダンなマンション。
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シルク(プロフ) - 蒼音さん» ご感想書いていただいてありがとうございます！幸せだなんて、そう言って頂ける私のほうが幸せです^_^ 私もリクエスト頂いて書くのは楽しくて新鮮なので、また思いついたら教えてくださいね♪ (2月21日 14時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
蒼音(プロフ) - こんばんは！リクエストしたお話書いていただき、ありがとうございました！甘いものを一緒に選ぶ2人、とても可愛いんだろうなぁと想像できます！大好きな2人のお話が読めて幸せです！リクエスト募集していれば、また思いついた際、リクエストしてもよろしいでしょうか？ (2月20日 21時) (レス) id: d6288aee15 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» お返事ありがとうございます！了解いたしました^_^ (2月16日 21時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - シルクさん» そうです！💙くんです！初期の頃みたいに距離出来ちゃってみたいなイメージでした！伝わりづらくてすみません…よろしくお願いします！ (2月16日 20時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» 嫌われちゃったかもと落ち込むのは、主人公ではなく、💙くんで間違いないでしょうか？？ (2月15日 23時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月3日 20時
