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向井side
車を走らせながら、ミラー越しにしょっぴーを見る。
目に映る一つ一つが物珍しいのか、過ぎ去っていく窓の外の景色をずっと見ながらも、ときおり他の人の話に笑い声をあげている。
そんなしょっぴーを連れていく場所は…海。
今回の外泊を計画したとき、舘さんの家に泊まるってこと以外はまったく決まっていなかった。
しょっぴーが人の多いところは得意ではないってことで、行先がだいぶ絞られて。
専属メンバーで沢山話し合っていく中で全員が一致したのは、自然に触れさせてあげたいってこと。
今の時期の海なら人も少ないし。
子どもの頃に見る海って、大人になってから行く海とはまた違うと思う。そやから、今回のおでかけはしょっぴーにとってもいい経験になるんちゃうかなーって思ってる。
もちろん遠出に不安はあった。
でも、無理はさせないゆるゆる日程の旅という前提の下、最近のしょっぴーの体調の良さと、看護師4人に医師１人のドクターカーなら安心ってことで、海に決定。
ちなみに山でデイキャンプっていう案も出たけど、ラウがしょっぴーは昆虫図鑑が嫌いって教えてくれて却下した。
車内では、しりとりが白熱してる。
深「マイク」
翔太「くるま」
美桜「まつり」
A「ねぇ「り」4回連続だよ」
美桜「ふふ」
A「この人の後やだぁ」
翔太「ふはは」
みんなで車でしりとりって定番やん？これもしょっぴーに経験させてあげられてよかったなぁなんて思う。
そして…
翔太「うわあ！」
深「めちゃくちゃきれい」
美桜「すごーい！」
車の窓から見え始める海に一同大興奮。
深「体調変わりない？」
翔太「ないない！」
車を降りる前にふっかさんが軽く診察。うずうずしてしまって全然じっとしてくれへんから大変やったけど、体調は良好。
目「おいで」
めめがしょっぴーを抱き上げて、駐車場から少し歩くと、視界が開けて海が広がった。今日は天気もいいし風はないからコンディションは最高。
めめが砂浜にしょっぴーを降ろす。
しょっぴーは初めて見る海にくぎ付け。
翔太「…うみ」
さっきまであんなにはしゃいでいたのに、急に静かになって海をじっと眺めている横顔。
いつもはしょっぴーのことを可愛い可愛いとばかり言ってる俺やけど。
…きっと大人になったらとてつもなくかっこいい人になるやろなーって思った。
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シルク(プロフ) - 蒼音さん» ご感想書いていただいてありがとうございます！幸せだなんて、そう言って頂ける私のほうが幸せです^_^ 私もリクエスト頂いて書くのは楽しくて新鮮なので、また思いついたら教えてくださいね♪ (2月21日 14時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
蒼音(プロフ) - こんばんは！リクエストしたお話書いていただき、ありがとうございました！甘いものを一緒に選ぶ2人、とても可愛いんだろうなぁと想像できます！大好きな2人のお話が読めて幸せです！リクエスト募集していれば、また思いついた際、リクエストしてもよろしいでしょうか？ (2月20日 21時) (レス) id: d6288aee15 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» お返事ありがとうございます！了解いたしました^_^ (2月16日 21時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - シルクさん» そうです！💙くんです！初期の頃みたいに距離出来ちゃってみたいなイメージでした！伝わりづらくてすみません…よろしくお願いします！ (2月16日 20時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» 嫌われちゃったかもと落ち込むのは、主人公ではなく、💙くんで間違いないでしょうか？？ (2月15日 23時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月3日 20時
