�� ページ21
翔太side
目「うわー、これは楽しいね」
深「このアイデア、これから他の子にも取り入れようぜ」
A「えっ。そんなそんな」
目「ありそうでなかったアイデアかも。他のことにも使えそうじゃないですか！？」
深「あ〜たしかに。例えば回診でさ、」
……、大人の話が始まっちゃった。
なんか長くなりそうだなって思って、今度はAちゃんの袖を引っ張る。
A「ん？」
翔太「…シャボン玉。」
A「あ、そうだったね！戻ろうか。」
深・目「シャボン玉！？」
A「そうなんです。全部終わって」
翔太「早くぅ〜」
A「…また後でお話します(笑)」
ふっか先生とめめからAちゃんを無理やり引き離して(笑)、手を繋いで廊下に出た。
お部屋までの帰り道。
…色んな人が翔太の横を通るたびに、反射的に身体がその人をよけちゃう。
少しドキドキしながら歩いていると、前からお医者さんが電話をしながら急いで走ってきた。
お医者さんが病室に駆け込む瞬間に、ちょうど身体と身体がかすりそうになって、
翔太「…っ、」
思わずよけると、思い切りAちゃんにぶつかっちゃった。
翔太「っ、ごめん、」
慌てて謝ると
A「ううん、大丈夫ー」
何もなかったようにさらっと流してくれる。
でも未だにこんなことでビビッてドキドキしてしまうのがちょっとなさけなくて
翔太「なんかソワソワしちゃうんだよね、えへへ、」
恥ずかしさを笑ってごまかしたら、Aちゃんが手を握る力を少し強めた。
A「今すぐ直そうと焦らないでいいよ」
翔太「そっかな…」
A「リスさんはリスさんのペース。わんちゃんはわんちゃんのペース。翔太くんは翔太くんのペース。」
…その言葉に、確かにそうかもって考える。
周りと違うけど、しょーたはしょーたでいいのかな。
A「あれ、例え方間違えたかな…」
しょーたが黙ってるから、焦ってるAちゃん。ううん、って首を横に振ったらほっとしてる。
A「…しゃーぼんだーまーとーんだ」
翔太「えっ？」
A「ほら、翔太くんも歌お。」
翔太「……やねまでとんだ〜」
続きを歌ったら立ち止まってまじまじと見られる。
A「初めて聴いた…。本当に美声だね」
2人で周りにばれないように小さく口ずさみながら部屋まで戻った。部屋に着くころには、モヤっとした気持ちはなくなって楽しい気分になっていた。
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シルク(プロフ) - 蒼音さん» ご感想書いていただいてありがとうございます！幸せだなんて、そう言って頂ける私のほうが幸せです^_^ 私もリクエスト頂いて書くのは楽しくて新鮮なので、また思いついたら教えてくださいね♪ (2月21日 14時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
蒼音(プロフ) - こんばんは！リクエストしたお話書いていただき、ありがとうございました！甘いものを一緒に選ぶ2人、とても可愛いんだろうなぁと想像できます！大好きな2人のお話が読めて幸せです！リクエスト募集していれば、また思いついた際、リクエストしてもよろしいでしょうか？ (2月20日 21時) (レス) id: d6288aee15 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» お返事ありがとうございます！了解いたしました^_^ (2月16日 21時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - シルクさん» そうです！💙くんです！初期の頃みたいに距離出来ちゃってみたいなイメージでした！伝わりづらくてすみません…よろしくお願いします！ (2月16日 20時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» 嫌われちゃったかもと落ち込むのは、主人公ではなく、💙くんで間違いないでしょうか？？ (2月15日 23時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月3日 20時
