�� ページ3
翔太side
翔太「んあっ…！！」
世界がパッと明るくなる。
…あれ、夜ご飯は？
あたりを見渡すと、部屋には太陽が差し込んでいた。
少し考えて、やっと気づく。
翔太「…夢、だったのか。」
それでも、まだ心臓はバクバクと鳴り続けていて。頭には夢の中での先生たちの言葉がもう一度響いていた。
夢だけど、妙にリアルで、先生たちの言葉は本当なんじゃないかと思えてくる。
そして、不意に思った怖いことが、言葉になって漏れた。
翔太「もしも先生たちに嫌われたら、、しょーた、一人ぼっちじゃん…」
自分で言った言葉なのに、耳に残って離れない。
先生たちに、"もう家に帰って””もう知らない”って言われたら？
なんとなく勝手に、ずっと先生たちといられると思っていたけど…そんなの、先生に見捨てられたら終わりだ。
だって、ママはいないし……パパはいるけどあんまり帰りたくない。
翔太「…いい子にしなきゃ。」
力を込めてぎゅっと、シーツを掴んだ。
すると、忘れかけていた咳が、また出始める。
翔太「ｺﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯ、んも〜、くるし…」
誰か来てほしいな…って思うけど、もう迷惑はかけられない。
翔太「ｺﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯ、」
耐えようと思って布団の中で丸まると、
ｶﾞﾗｯ
阿「あらら、まだ15分くらいしか経ってないけど起きちゃった？」
阿部ちゃんが部屋に入ってきて、慌ててかけよってくる。
阿「ごめんねぇ、起きたときそばにいようと思ったんだけど、ちょっと遅かったね」
必死に首を横に振る。
翔太「ｺﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯ、、だい、じょう、ぶ、ｺﾞﾎ、、、あり、がと、ｺﾞﾎ」
阿「無理して話さなくていいよ〜。ちょっと起き上がったほうがラクかな？」
そう言ってしょーたのことを支えてラクな体制にしてくれる阿部ちゃん。
…だけど、心の中では、どう思ってるんだろう。
”めんどうな子”って思ってるかな、しょーたのこと、嫌いかな…
翔太「んん、、ｺﾞﾎ、、ﾋｭｰﾋｭー」
あれれ、息が苦しい、
阿「808お願いします！」
たぶん先生を呼んでいるんだ。苦しい中でその手を掴んだ。
阿「ん？どうしたの？苦しい？」
翔太「せんせ、いそがし、から、よばなくてだいじょ、ぶ、ﾋｭー、」
阿「そんなこと気にしなくていーの。それより一緒に呼吸しよ？」
そうしているとドアが開いて舘先生と美桜ちゃんが入ってきた。
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シルク(プロフ) - 蒼音さん» ご感想書いていただいてありがとうございます！幸せだなんて、そう言って頂ける私のほうが幸せです^_^ 私もリクエスト頂いて書くのは楽しくて新鮮なので、また思いついたら教えてくださいね♪ (2月21日 14時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
蒼音(プロフ) - こんばんは！リクエストしたお話書いていただき、ありがとうございました！甘いものを一緒に選ぶ2人、とても可愛いんだろうなぁと想像できます！大好きな2人のお話が読めて幸せです！リクエスト募集していれば、また思いついた際、リクエストしてもよろしいでしょうか？ (2月20日 21時) (レス) id: d6288aee15 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» お返事ありがとうございます！了解いたしました^_^ (2月16日 21時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - シルクさん» そうです！💙くんです！初期の頃みたいに距離出来ちゃってみたいなイメージでした！伝わりづらくてすみません…よろしくお願いします！ (2月16日 20時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» 嫌われちゃったかもと落ち込むのは、主人公ではなく、💙くんで間違いないでしょうか？？ (2月15日 23時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月3日 20時
