�� ページ20
翔太side
なかなか終わらない検査。
翔太「…ねえまだ？」
深「もうちょっとだからラクにしてていーよ？今度横向きにごろーんしてくれる？」
目「よいしょ、…そう、そのままね。」
ラクにするって言われても、ラクにってどうやってやるんだっけ、とか考えていたらなんか余計に落ち着かなくなってきて。
…時間かかってるけどしょーたの心臓大丈夫かな、とか考えちゃってちょっと緊張。
きょろきょろしてたら、ふと顔を上げたAちゃんと目が合った。
Aちゃんがにこってしてぱたんとファイルを閉じる。そしてこっちに歩いてきてくれた。
翔太「……」
A「どきどきしちゃうねぇ。でももうちょっとで終わるって。」
翔太「……うん」
Aちゃんを見たら、そう言えばシャボン玉が待ってるんだ！って思い出す。
シャボン玉やるのいつぶりだろう。
ラウとか照と一緒にやったことはあるけど、もっと小さい頃だったなぁ。
今でも覚えてるくらい楽しかった。
そんな思い出にふけっていたら…
深「はい、おわったよ。お疲れさま〜」
目「上手だったな〜」
長く感じた検査がおわった。
めめがジェルを丁寧にふき取ってくれる。
起き上がってベッドの隅に腰かけると、めめがささっと服を直してくれた。
検査が長かったから本当はちょっと心配。
でも、先生に結果を聞くのも不安。
だけど聞かずにもやもやしたままなのはもっと不安。
だから迷ったけど、少し勇気を出してふっか先生の袖を引っ張る。
深「んあ？どーした？」
翔太「あのさ、大丈夫…だよね？」
深「へ？エコーのこと？」
翔太「…うん」
自分から切り出したはいいけれど、やっぱり聞きたくない気がして、ちょっと下を向く。
すると、ふっか先生が椅子から立ち上がって、ベッドに座るしょーたの前にしゃがみこんだ。
深「ごめんごめん、丁寧に見たかったから時間かけちゃっただけなの。でも、ちゃーんと翔太の心臓さんは頑張って動いてたよ。」
翔太「…そっか。」
普段はふざけたことも沢山言うけど、こういう時は茶化さないで答えてくれるふっか先生。
勇気を出してきいてみてよかったーって思った。
A「翔太くん、これ。」
カードとシールを差し出される。
”しんでんず”と”えこー”のマスにシマウマとイルカのシールを貼って…
翔太「やったぁ！」
全部のマスにどうぶつが集まったカードをふっか先生とめめが覗きこんだ。
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シルク(プロフ) - 蒼音さん» ご感想書いていただいてありがとうございます！幸せだなんて、そう言って頂ける私のほうが幸せです^_^ 私もリクエスト頂いて書くのは楽しくて新鮮なので、また思いついたら教えてくださいね♪ (2月21日 14時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
蒼音(プロフ) - こんばんは！リクエストしたお話書いていただき、ありがとうございました！甘いものを一緒に選ぶ2人、とても可愛いんだろうなぁと想像できます！大好きな2人のお話が読めて幸せです！リクエスト募集していれば、また思いついた際、リクエストしてもよろしいでしょうか？ (2月20日 21時) (レス) id: d6288aee15 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» お返事ありがとうございます！了解いたしました^_^ (2月16日 21時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - シルクさん» そうです！💙くんです！初期の頃みたいに距離出来ちゃってみたいなイメージでした！伝わりづらくてすみません…よろしくお願いします！ (2月16日 20時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» 嫌われちゃったかもと落ち込むのは、主人公ではなく、💙くんで間違いないでしょうか？？ (2月15日 23時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月3日 20時
