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翔太side
「ょーたくん、翔太くん、起きて」
肩を優しくトントンとされる。
…ん？
翔太「……あれ、えほん、」
A「疲れてたんだね。気持ちよさそうに寝てたよ」
うわ、そうだったんだ。…いつの間に。
A「そろそろ時間になったから行こうか」
そう言ってカードを見せられると、ようやく頭がさえてくる。
翔太「ん、行く」
A「ゆっくりでいいよ」
あ、そうか。
先生たちにいつも、からだがビックリしちゃうから急に起き上がらないでねって言われてるんだった。
…何回言われても忘れちゃうんだよね。
A「よし、出発〜」
今度はAちゃんから手をつないでくれて、廊下に出た。
どこに行くんだろうと思ったら、連れていかれたのはちょっぴり苦手な処置室。
Aちゃんに続いて入ると、ふっか先生とめめが待っていて。
深「お、時間通りに来た！」
目「じゃあしょっぴーこっちおいで」
めめが服を開けるのを手伝ってくれて、ベッドに横になった。
診察室や処置室のベッドは、お部屋のよりも硬い。
余計にどきどきしちゃうこの硬さには、いつまでも慣れない。
目「やったことあると思うけどこれつけてくからね」
洗濯バサミみたいなやつを見せてくれて、それを手首や足首につけられた。
画面に波が出てきて、無意識にじいっと見てしまう。
深「最初は仰向けね。エコーも同時にするから、ジェル塗るね」
どきどきしている心臓のあたりに、ぬるぬるとした感覚。
目「アニメとか見ながらでも検査できるけど何かつける？」
翔太「んー、いいや。」
アニメ見ながら検査したこともあるんだけど、結局最後まで緊張が抜けなくて、ストーリーに集中できなかった思い出があるから(笑)
少しお部屋の電気は薄暗くされて、検査が始まった。
動けないし、暇だからちょっと人間観察。
ふっか先生はしょーたの心臓の上で機械を動かしながら真剣に画面を見ている。
めめも興味深そうに画面をちらちら見ていて、それに気づいたふっか先生が色々教えてあげてる。
Aちゃんはちょっと離れた壁のほうに立ってファイルをめくって何かを読んでいる。
ピコピコ動いている画面をぼーっと見てたら
深「しょーたも気になる？ここはね……って、興味ないか。」
教えてくれたけど、よくわかんないからあんまり聞いてなかったらバレた(笑)
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シルク(プロフ) - 蒼音さん» ご感想書いていただいてありがとうございます！幸せだなんて、そう言って頂ける私のほうが幸せです^_^ 私もリクエスト頂いて書くのは楽しくて新鮮なので、また思いついたら教えてくださいね♪ (2月21日 14時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
蒼音(プロフ) - こんばんは！リクエストしたお話書いていただき、ありがとうございました！甘いものを一緒に選ぶ2人、とても可愛いんだろうなぁと想像できます！大好きな2人のお話が読めて幸せです！リクエスト募集していれば、また思いついた際、リクエストしてもよろしいでしょうか？ (2月20日 21時) (レス) id: d6288aee15 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» お返事ありがとうございます！了解いたしました^_^ (2月16日 21時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - シルクさん» そうです！💙くんです！初期の頃みたいに距離出来ちゃってみたいなイメージでした！伝わりづらくてすみません…よろしくお願いします！ (2月16日 20時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» 嫌われちゃったかもと落ち込むのは、主人公ではなく、💙くんで間違いないでしょうか？？ (2月15日 23時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月3日 20時
