021-ヒロオタ ページ22
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「通勤時間帯に能力違法行使、及び強盗致傷。まさに邪悪の権化よ」
微かにシンリンカムイの声が聞こえて、口を結んだ。……もうそろそろかな？
「
「「
待ちきれなくて、思わず私と出久も技名を唱える。
「ウルシ
シンリンカムイが技を放った。けど、それが到達する前に大きな女の人が横蹴りを決めた。
？「本日デビューと相成りました！
以後、お見シリおきを！」
あちこちから大きな拍手と歓声が沸き起こる。逆に、シンリンカムイは肩をがっくり、と落とした。
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「 超常 」に伴い、爆発的に増加した犯罪件数。
法の根本的改正に国がもたつく間、勇気ある人々がコミックさながらにヒーロー活動を始める。
「 超常 」への警備、悪意からの防衛。
たちまち市民権を得たヒーローは、世論に押される形で法的職務になった。
彼らは活躍に応じて、国から収入を、人々から名声を与えられるのだ。
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「巨大化か……人気も出そうだし、すごい個性ではあるけどそれに伴う町への被害も考えると割と限定的な活用になっていくか？」
ブツブツ、と感じたことや考えられるプラス、マイナスな点を出久が唱えている。その横で、私はそれを手持ちサイズのノートに書き記しておいた。
あ、疑問も付け足しておこう。
［大きさは自在に調整出来るの？］
ノートを閉じて、出久の制服の袖を軽く引く。
「遅刻しちゃうよ。行こ」
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予鈴に遅刻することなく、学校に着いた。ここだけの話、皆勤賞狙ってるの。
「えー、お前らも３年と言うことで、本格的に将来を考えていく時期だ！
今から、進路希望のプリントを配るが、みんな大体＿＿＿ヒーロー科志望だよね」
先生が進路のプリントをばら撒くと同時に、殆どの人が個性を発動させながら返事をした。
……拾うの手伝わないからね、先生？
「うんうん、皆良い個性だ。でも校内で個性発動は原則禁止な！」
？「せんせえー。皆とか一緒くたにすんなよ！俺はこんな没個性共と仲良く底辺なんざ行かねーよ」
声を上げた前の席の人物に目をやった。
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すずな - hinaさん» わぁ！コメントありがとうございます✨ 応援、しかと受け止めました（笑） 更新頑張っちゃいます！ (6月27日 22時) (
レス) id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - とても面白い内容です！応援してます！頑張ってください！！ (6月24日 13時) (レス) id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
すずな - 🍁さんへ 面白いって言ってもらえて何より！です！！わいもしゅき〜 (2021年10月5日 19時) (レス) id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
すずな - #きのこさんへ え、え、＿可愛すぎません？！！！ もう作者のライフは０です。 (2021年9月26日 11時) (レス) id: 5605f8e864 (このIDを非表示/違反報告)
＃きのこ - 更新頑張ってください('ω')ノ 応援しています。(≧▽≦) (2021年9月24日 12時) (レス) @page23 id: 9d10c1eb18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2021年8月21日 4時
