検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:1,504 hit

Quinze ページ16

五条達が高専へ戻ってきたその日。


未登録の呪霊が高専の結界内に入ったことにより、アラート音が鳴り響いていた。


高専に蠅頭が溢れ、てんやわんやだったのだ。


その状況下で何を思ったか、数人の補助監督がAのもとへ押し寄せたらしい。


「どうにかできないの!?」


「どうにかって……!」


「解呪は!?解呪できないのか!?」


「できたら苦労してませんよ!!」


連れてこられ、移動を制限されたAに何を求めるというのか。


原因がAと決まったわけでもないのにAを責める数人の補助監督を、さらに何人かの補助監督が止めていた。


Aは畏れた。


呪われているから、こうなったのだと。


願いは届かないのだと。


しばらくすれば扉の向こうで責め立てる声が止んだが、Aの畏れが留まることはなかった。


「Parse que je suis maudit……!」


そこへ飛び込んできたニュース。


「"星漿体"が殺られたらしいぞ!!」


……それは、Aを絶望させるには充分だった。

Seize→←Quatrze



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:呪術廻戦 , 高専時代 , 死ネタ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:匿名希望:我妻さん | 作成日時:2021年3月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。